2025年11月 6日 (木)

ケフェウス座の散光星雲IC1396

Ic1396blog_20251106130301  写真は、秋の星座ケフェウス座にある散光星雲IC1396です。ケフェウス座は、11月の上旬の夜8時頃、北極星の上に見えます。五角形の形に見える星座で、3、4等級以下の暗い星々の集まりですが、背景が暗いので何とか見えるのでは、と思います。散光星雲自体は、地球から2500光年ほどの距離で、満月の6倍ほどの大きさに見えます。300ミリほどの望遠レンズでも、何とか撮れる感じです。濃い星間ガス(水素ガス)が広大な領域に広がっていて、後ろの恒星の光を受けて輝いている姿です。中央やや左に赤い輝きの明るい星が見えています。この星は、ケフェウス座のμ(ミュー)星で、ザクロ石=ガーネットスターと呼ばれていて、とても有名な赤色超巨星です。

 散光星雲の中に暗黒星雲があちこちに見えていて、若い星々が生まれつつある領域なんでしょう。長焦点の望遠鏡なら、星雲内部の様子がもっと詳細に撮れるのでしょう。天の川銀河の内部だけでも、想像を絶する巨大さや異様さを感じてしまいます。考えれば考えるほど、宇宙は、不思議な世界です。

 ケフェウスというのは、古代エチオピア王の名前ですが。東隣りにはカシオペヤ王妃、そしてアンドロメダ姫、勇者ペルセウス、飛馬ペガスス、化けクジラなど、秋の星座が勢ぞろいしています。それぞれが特徴ある星座で、なかなかの眺めです。ギリシャ神話の物語を読みながら眺めると、また新しい発見があるかも、です。

 今日は秋晴れで、暖かい日和です。空気が乾燥していれば、星空もくっきりくっきりです。晴れた夜に、またノンビリ星空を眺めてみます。という訳で、ホットコーヒーで、小休止します、で~す。

データ/ケンコースカイメモS・ボーグ55FL・EOS60D(改造)・QBPフィルター使用・ISO3200・120秒・2025年9月23日20時20分

 

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2025年10月31日 (金)

ペガスス座とその周辺

Blog_20251031130401  写真は、ペガスス座とその周辺です。星空は、すっかり秋の星々になりつつあります。中央のペガスス座は、ギリシャ神話に登場する翼をもつ馬です。勇者ペルセウスを乗せて空を走り飛ぶ馬なんですが、星座の形もそれらしく馬に見えるから不思議です。南を向いて眺めると、逆立ちしていますが、前足が二本、首のあたり、胴体もそれらしく見えています。胴体部分は、秋の大四辺形と呼ばれていて、なかなか見ごたえがあります。胴体の後ろには、アンドロメダ座がくっついています。秋の大四辺形の中に、α星が二つありますが、お尻のあたりにあるα星はアンドロメダ座のα星アルフェラッツです。

 秋の星々は暗い星が多いのですが、秋の大四辺形は結構目立っていて、秋を象徴する星の並びです。胴体の後ろのアンドロメダ座も、それなりに人の形に見える感じです。膝の上には、系外銀河のアンドロメダ銀河も明るく見えています。肉眼で見える最も遠い光です。

 ペガスス座の南西側にはみずがめ座、南隣りにはうお座があります。みずがめ座には、三ツ矢のマークも見えています。うお座には、とても明るい土星が輝いています。夜中近くになると、満天の秋の星空になります。と同時に、冬の明るい、おうし座やオリオン座の姿が東の空に見え始めます。季節は巡るという言葉通りに、四季の移り変わりを星々が教えてくれます。

 今年は、寒くなるのが少し早い感じもします。薩摩半島は昼間はまだまだ秋なのですが、夕方からヒンヤリ・ヒンヤリの毎日になりました。今年は、去年よりも寒くなるような気もします。今日で、10月も終わりです。昼下がりの外は、霧雨が降っています。

 という訳で、常温の缶コーヒーで小休止します、で~す。

データ/ケンコースカイメモS・EM1-markⅢ・12~40ミリF2.8・ISO1600・16ミリ・f3.5・ソフトフィルター使用・2025年10月13日21時

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2025年10月23日 (木)

みずがめ座の球状星団M2

M2blog_20251023130801  写真は、みずがめ座にある球状星団M2です。前々回UPしたみずがめ座の三ツ矢マークから西へ10度ほどのところにあります。この周辺は、天の川から離れたところなので、背景が暗く、暗い星も少しは見やすい感じです。でも、このM2の明るさは6.3等級なので、肉眼では難しいのでは、と思います。満月よりひと回り小さく、観るとすれば、双眼鏡が必要みたいです。

 地球からの距離は37000光年程もあり、天の川銀河の周辺部のはるかな端っこにあるようです。直径170光年程の領域にある、およそ15万個の星の集団だそうです。星団の内部がどういう世界なのか分かりませんが、異常も異常で、恐ろしい所なんでしょう……多分。星団の推定年齢は、約130億歳ほどだそうです。これは、この宇宙が誕生したころに起こったビッグバンの直後にできた星団のようです。球状星団の中心部には、ブラックホールがあるかも知れない、と言われています。でも、中心部が全く見えないので、球状星団の観測は全く進んでいないそうですね。

 10月の今頃は、秋の星々のいちばんの見頃なんですが、遅れてやってきた秋雨前線の影響で、曇り日が続いています。水蒸気が多くて、まともな星空をほとんど観ていません。5、6前からでしょうか……星空を見る機会がどんどん減ってきた感じです。去年からですが、一カ月の内に一度も星空や月を見ないことが何度かありました。これもまた異常も異常です。気候変動がもっと進むと、大変なことが起こるかも、です。

 今日も、曇天の空です。薩摩半島は先週真夏日でしたが、今週は秋を通り越して、急に初冬という雰囲気になりました。天気のことは分かりませんが、さわやかな秋空を見たいものです。

 という訳で、一休みします、で~す。

データ/ビクセンSX2・ED80sf・EOSKissX8i・専用レデューサー・ISO3200・40秒・2025年9月23日20時

 

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2025年10月16日 (木)

北の空の星々

Blog_20251016130801  時々、星の軌跡を撮影しています。赤道儀は不要で、三脚にデジカメを取り付けて、露光時間やコマ数をセットすればOKなので、とても簡単です。広角レンズなので、ピントも20メートルほどに合わせれば、何とかなります。撮影時間は、50分から60分ほどで、後は星空を眺めていればいいので、とても楽です。椅子に腰かけて、双眼鏡で星々を眺めています。この撮影はまだ8月下旬だったので、夜のムシムシ・ジメジメ感が大変でしたが……。時々流れ星を見たり、人工衛星の光が見えたりして、予想以上にのんびりした時間でした。写真左下隅あたりに、流れ星の光が写っています。

 北極星(ポラリス)付近を中心に、星々が左回りに回転していきます。眺めていると、非常にゆっくりですが、星が木々の向こうに消えていくのが分かります。真北方向、ちょうど昔住んでいた佐賀市の方向です。よく遊びに行った博多の街の西側あたりなのかな、という感じです。もう何十年も昔のことですが、記憶をたどれば、友達の顔まで浮かんできます。まるで昨日のことのように声まで聞こえてきそうな感じで、とても不思議です。なかなか楽しい時間で、撮影に忙しい時と違って、とてものんびりできます。こういう時間も、必要なんですね……という感想です。

 10月の中旬なんですが、薩摩半島はまだまだ真夏日です。いつまで続くのか分かりませんが、早く秋になって欲しいものです。夜はムシムシ・ジメジメです。夜中もクーラーが必要で、夏バテ・秋バテしかけています。

 という訳で、冷たい麦茶で、一休みで~す。

データ/トキナー11~20ミリ2.8・11ミリ・f5.6・60秒・60コマ・2025年8月29日21時30分・我が家の裏庭

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2025年10月 9日 (木)

みずがめ座の三ツ矢

Blog_20251009131601  写真は、秋の星座のみずがめ座の一部です。ちょうど水瓶から水が流れ出る場所なんでしょうか……。その水は、南隣りの星座みなみのうお座の口元に流れています。その口元には、秋のただ一つの一等星フォーマルハウトがあります。みずがめ座は、結構大きな星座ですが、暗い星が多いので、星座の形が分かりにくい感じです。そんな星座ですが、この水瓶の口当たりにある三ツ矢の形の4個を見つけると、みずがめ座の位置がわかるような気がします。4個の星は四等星ほどで明るくないのですが、すぐ右隣りに三等星のα星が輝いているので、古代ギリシャ時代の人々にとっては、簡単に見つけることが出来たのでしょう……多分。

 三ツ矢と言えば、昭和生まれの人にとっては、三ツ矢サイダーを思い出すのですが、この星の並びから三ツ矢サイダーのマークが出来たという訳ではなさそうです。三つの星がつくる三角形の中ほどにもう一つの星が見えています。こういう形の、肉眼で見える星の並びは、他の場所ではなかなか見つけられないそうです。結構珍しいことだそうですね……面白いです。

 みずがめ座は、ペガススの頭の南側にありますが、秋の星空は結構暗いので、四等星でも見つけることが出来るかも、です。天の川がどんどん西空に傾いて、夜中には、満天の秋の星々になります。薩摩半島は、まだまだ真夏日が続いていますが、日没時がとても早くなりました。夕方6時前に太陽が沈むと、あっという間に暗闇がやって来ます。その時だけ、秋の気配を感じています。朝夕の涼しさは、まだまだ感じませんが、少しずつ季節は進んでいるのでしょう。

 という訳で、冷たい麦茶で休憩します、で~す。

データ/ケンコースカイメモS・EM1-MarkⅢ・40~150ミリ・80ミリf5・ISO1600・40秒・ソフトフィルター使用・2025年9月23日21時

 

 

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2025年10月 3日 (金)

わし座からたて座の周辺

Blog_20251003131901  薩摩半島はまだまだ夏なので、さわやかな秋らしさはもう少し先のようです。朝夕は少しはヒンヤリするのですが、昼下がりの午後はムシムシ・ジメジメの真夏日のような感じです。写真は、天の川のわし座からたて座あたりの星が密集しているところです。10月上旬の今頃、夜8時前後になると、はくちょう座やわし座が天頂付近に昇り、天の川が北東から南西方向に流れているのが見えます。天の川というのは、夏のイメージなんですが、本当は秋の星空かもです。天の川という言葉は、俳句の季語としては秋になっています。確かに、夜空を眺めると、そんな感じがします。

 天の川の流れに沿って、イルカ座、や座、そして、わし座、たて座が並んでいます。たて座付近には、星が異常に密集した領域が見えています。このあたりは、たて座のスタークラウドと呼ばれていて、肉眼でも、星が密集しているのが分かります。濃厚な星々の輝きは、なかなかの眺めで、宇宙の神秘さを感じてしまいます。

 天の川の南西方向のさそり座は、地平線に沈みかけています。一方、北東方向の天の川は、秋の星座のケフェウス座やカシオペヤ座、さらにペルセウス座方向に延びています。秋の天の川は、夏ほど賑やかではありませんが、星々の川のかすかな灯りを見ることが出来ます。今頃が、天の川の全景を眺めるには、いちばん良い季節のようです。

 東の空には、ペガススの四辺形が空高く昇りかけています。その南側のうお座には、明るくなった土星が輝いています。土星のすぐ近くには、海王星も見えるそうです。真夜中には、満天の秋の星空なのでしょう。

 薩摩半島の昼下がりは曇り空で、下り坂の天気です。明日は雨かも知れません。という訳で、アイスコーヒーで小休止します、で~す。

データ/ケンコースカイメモS・EM1-MarkⅢ・12~40ミリF2.8・ISO1600・16ミリf3.5・30秒・2025年8月17日21時

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2025年9月25日 (木)

月面 プラトーからエラトステネス

Nnnblog  薩摩半島は、相変わらず、ムシムシ・ジメジメの日が続いています。最高気温が32度、最低気温が26度あたりでしょうか……。ほとんど真夏のような気候です。彼岸花もまともに咲いていないような気がします。平年と比べて、2、3週間遅いのかも、です。去年よりも気温が上昇したような気がします。秋風が吹くのは、11月の中旬当たりかも知れません。異常も異常な、今年の夏になるのでしょう……多分。

 写真は、月面の雨の海周辺の眺めです。このあたりは、海があり、クレーターがあり、山脈がくっきりと見えて、月面の中でもいちばん変化に富んだところなので、よく撮影します。ただし、夏は、月が低空を移動するので、撮影も少しだけ大変です。電柱が電線が邪魔になったりします。おまけに、月の光が大気を斜めに横切るので、月面風景が異常にゆらゆらすることが度々です。そのため、ピント合わせがとても大変です。

写真中央に、アルキメデスとアリスティルスの大きなクレーターが見えています。雨の海の北側にはプラトー、南側にはエラトステネスが見えます。雨の海を囲むようにアルプス山脈、コーカサス山脈、アペニン山脈があり、それぞれが特徴ある山の連なりです。特にアペニン山脈は、高い所で6000m以上もあり、長さ600kmを越える、月面でいちばん目立つ美しい山脈です。迫力満点の眺めです。雨の海も平坦そうに見えますが、結構起伏に富んだ場所のような感じです。もう少し拡大してみると、もっと面白い眺めがありそうですね。

 11月頃から、月は天高く昇るので、撮影はとても楽になります。大気の揺らぎも少なくなって、もっとすっきりした月面画像が撮れそうです。またいろいろと計画を立ててみます。という訳で、冷缶コーヒーTASTYで一休み、で~す。

データ/ビクセンSX2・C8シュミカセ・ASI183MC・140コマ合成・2025年8月2日21時頃・我が家の裏庭・月齢9.0前後

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2025年9月18日 (木)

はくちょう座γ星周辺

Blog_20250918122001  ちょうど今頃の夜8時頃、天の川が天頂付近を横切り、晴れた夜は、最高の眺めです。夏の大三角が天高く昇り、はくちょう座が天頂付近に来ます。真上を眺めるのがとても大変ですが、素晴らしい景色です。南の空のいて座やさそり座は、もうすっかり西空の地平線付近に傾いています。季節はすっかり、中秋の感じです。

 写真は、はくちょう座の中央付近γ(ガンマー)星周辺です。このγ星は、二等星でサドルという固有名で呼ばれています。α星のデネブは、サドルの少し北側で、写真には写っていません。はくちょう座のβ星は、γ星から10度以上南側にある、とても有名な二重星アルビレオです。アルビレオは、やや暗い三等星のようです。はくちょう座は白鳥が羽を広げたような形で、その白鳥の心臓付近にあるのが、このγ星サドルのような気がします。このサドル周辺には、散光星雲があちこちに広がっています。広大な領域に赤い輝きが見えています。ところどころに、暗黒星雲も見えます。濃い星間ガスが恒星からの光を受けて輝いている姿です。星々が次々に生まれている領域なのでしょう。残念ながら、肉眼では散光星雲の赤い光は見えません。

 ところで、東の空には、ペガススの四辺形がやや高く昇ってきました。ケフェウス座やカシオペヤ座、そしてアンドロメダ座やペルセウス座も姿を見せ始めています。夜遅くには、天頂付近は秋の星空になります。星は廻り、季節も廻ります。当たり前ですが、これも宇宙の不思議さです。

 まだまだ、真夏のような薩摩半島です。猛暑日はほとんどなかったのですが、ムシムシの日が続いています。雨が降ったり、晴れたり、また雷が鳴ったり、変な天気が続いています。いつになったら、秋らしくなるのか予想も出来ません。気持ちの良い涼風を期待するだけです。という訳で、アイスコーヒーで一休みします、で~す。

データ/ビクセンAP・ボーグ55FL・EOS60D(改造)・QBPフィルター使用・80秒・2025年8月26日21時30分

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2025年9月11日 (木)

こと座

N2025blog  写真は、夏の星座のこと座です。トレミーの48星座のひとつで、古代ギリシャ時代からとても有名です。α星ベガは、一等星の中でも五番目に明るい星です。9月上旬の夜8時頃に、ちょうど天頂付近に昇ります。真上の空なので、眺めるのもとても大変です。

 ベガの隣に、4個の星がつくる平行四辺形が見えます。近い方の二つの星が、ζ(ゼータ)星とδ(デルタ)星で、共に四等星です。この二つの星を見るには、ある程度の視力が必要かもです。遠い方の二つの星が、β(ベータ)星とγ(ガンマー)星です。こちらは共に三等星なので、視力が1.0あれば見えるような気がします。このβ星とγ星の間に、前々回UPしたメシエ天体の惑星状星雲M57があります。写真の中の矢印で示した星明りですが、小さいけれどくっきりした輝きに見えています。

 こと座をつくっている星々は、青っぽい感じの輝きです。若い星が多いのでしょう。背景が少しは暗いので、星の輝きが神秘的に見えて、いい感じです。昔は、今よりもずーっと明るく見えたのでしょう……多分。

 夏の大三角も天高く昇り、夏らしい星空になっています。天の川も、夏というよりは、秋の眺めという感じです。東の空には、ペガススの大四辺形が見え始めました。ペガススの南には、秋のただ一つの一等星フォーマルハウトも輝いています。ゆっくりですが、季節は廻り続けています。

 地上は、まだまだ残暑のままですが、その内に少しは秋らしくなるのでしょうか……。朝夕だけでも、涼しくなって欲しいものですね。という訳で、冷たい麦茶で一休みします、で~す。

データ/ケンコースカイメモS・EM1-MarkⅢ・ズイコー40~150ミリF4・f4.7・30秒・ソフトフィルター使用・2025年7月30日21時

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2025年9月 4日 (木)

月夜の青空

Blog_20250904130101  昨夜は、月齢11.2の明るい月夜でした。夜の八時半頃、薄雲が少しだけ流れていて、なかなかいい感じの眺めでした。早速、三脚にデジカメをセットして、裏庭に出てみました。3年に一度は、こんな風景を撮影しているような気がします。広角レンズなので、ピントは適当です。青空と白い雲が写れば、上出来の写真になります。あちこち移動しながら、20コマ程撮影した中の一コマです。

 10年以上前に、夜の青空を初めて撮影しました。その時、こんなにもきれいな青空が撮れるとは思いませんでした。月明かりも太陽光なので、撮影すれば、青空が撮れるのは当たり前ですが……。ただし、月の明るさは、太陽に比べて数万分の一ほどの明るさしかないので、露出時間を大幅に延ばす必要があります。撮影は、ISO1600で、40秒露光です。感度を上げて、露出時間を延ばすと、星も写り込んできます。それがこの写真です。かなり暗い星も写っているようです。さすがデジカメですね。

 写真右下隅に、北極星(ポラリス)とこぐま座が写っています。左隅には、かんむり座も確認できます。その周辺には、うしかい座やヘルクレス座なども写っているはずです。白い雲がアクセントになっていて、いい感じの星空写真になっているのでは……なんて思っています。短時間のロケでしたが、楽しい遊びのひと時でした。

 現在、台風15号が、鹿児島県の東側の海上を北上していますが、薩摩半島は雨もなし風もなしで、涼しい風が吹いています。今年の台風は、未発達の低気圧のような台風ばかりです。これも、気候変動の影響なんでしょうか……。台風の被害が少なくて、いいことですが。そんな訳で、9月になっても、まだまだ猛暑が続きそうです。という訳で、缶コーヒーで一休みします、で~す。

データ/EOSKissX8i・トキナー11~20ミリF2.8・ISO1600・11ミリ・f5.6・40秒・2025年9月3日20時50分・我が家の裏庭

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