おとめ座
昨日は久しぶりに晴れて、夜星空を見ました。梅雨の中休みという感じでしょうか……。ケンコースカイメモSにカメラをセットして、裏庭に出しました。南の空やや高くおとめ座が昇っていました。おとめ座の撮影は、星見を始めて13年ほど経ちますが、初めてでした。ちょうどこの時期は梅雨なので、今までほとんど撮影の機会がありませんでした。うしかい座を撮影した後、レンズを南西方向に少しだけ移動すれば、おとめ座付近に行きます。マイクロフォーサーズのレンズの16ミリほどで、春の大三角形が写真のようにうまく入ります。春の大三角形というのは、うしかい座のアルクトゥールス、しし座デネボラ、そしておとめ座のスピカを結んでできる三角形のことです。
写真が、おとめ座の全景です。おとめ座は、トレミーの48星座のひとつで、全天で二番目に大きな星座です。これだけ大きな星座だと、快晴の夜でないと撮れないかも、です。おとめ座は、手に麦の穂を持つ女神の姿です。一等星スピカの位置が、ちょうど麦の穂を持つ手の位置でしょうか……。スピカ以外は暗い星ばかりなので、星座線を引いても、なかなか女神の姿が見えてきません。ちょっと分かりにくい星座かも、です。
晴れた星空を眺めるのは久し振りで、一カ月半以上も間が開くと、少しだけですが、感が鈍ってしまいます。細かい作業が多いので、ミスが多くなります。今頃がちょうど夏至の頃で、8時過ぎても、星空はなかなか暗くなってくれません。ノンビリノンビリするしかありません。まあ、梅雨明けをゆっくり待つことにします。
という訳で、今夜の撮影準備だけをして、一休みで~す。
データ/ケンコースカイメモS・EM1-MarkⅢ・12~40ミリF2.8・ISO1600・f3.5・30秒~40秒・ソフトフィルター使用・2025年6月18日21時10分