2024年5月23日 (木)

日本の月面探査機SLIMの着陸

Blog_20240523132201  JAXA(日本宇宙航空研究開発機構)が2023年9月に打ち上げた、月面小型探査機SLIMが、2024年1月20日0時20分に月面に着陸しました。着陸時のアクシデントで、正常な着陸姿勢ではない状態で、月面に降り立ったようです。もう4か月前のことですが、その時の記憶がまだ鮮明に残っています。

 写真は、その着陸日から1ヶ月近く経った、2月16日の夜に撮影した月面です。JAXAの説明では、着陸地点は、赤道のやや南側の神酒の海の西端のクレーター付近ということでした。そういう訳で、神酒の海の西端付近が夜明けになる、上弦前の頃に撮影しました。偶然空が晴れたので、何とか撮影できました。

 月齢6.5の月面です。神酒の海からアルタイの崖まで、朝の太陽光が明るく照らしています。写真中央部の大きなクレーター、直径100㎞のテオフィルスと直径98㎞のキリルスが見えています。さらに南には、カタリナという大きなクレーターもあります。

 SLIMの着陸地点は、テオフィルスとキリルスの間にある傾斜した領域だそうです。写真の中の矢印の先のあたりに、小さなクレーターがあるそうです。そのクレーターは、直径300m程です。着陸地点は、その小さなクレーターの中心から55m程東に離れたところだそうです。この着陸地点のクレーターをしおり(SHIOLI)と命名して、国際天文学会に提案し、認定されたそうです。

 月面の周回軌道を回るアメリカの軌道探査機が、大きさ2mのSLIM本体を月面上で確認したそうです。間違いなく、SLIMが月面上に着陸したことが認められたんですね。細かいことがいろいろあって、大変なんですね。

 太陽光パネルが西側を向いているので、月の午後だけ太陽光発電をしているようです。それでも、4月の満月過ぎには、3回目の夜を越して再び発電を開始したそうですね。ということは、今日が満月なので、今日か明日中には、4回目の発電を開始するのでは、と思いますが……どうなんでしょうか……ただし、太陽光発電システムの寿命が尽きていなければの話ですが……。

データ/ビクセンSX2・C8シュミカセ・ASI183MC・ゲイン140・15ms・120コマ合成・2024年2月16日20時20分

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2024年5月17日 (金)

かみのけ座の渦巻銀河NGC4565

Ngc4565blog_20240517191801  先週は、珍しく2日連続で晴れたので、春の星団などを撮影しました。5月はもう下旬になりつつあるので、梅雨が近いのかも、です。天気予報を見ると、来週から梅雨空になるような感じがします。この薩摩半島は亜熱帯風なので、ジメジメの梅雨がとても近いのでしょう。

 写真は、かみのけ座の渦巻銀河NGC4565です。渦巻銀河を真横から眺めている感じで、なかなかの眺めです。こういう銀河をエッジオン銀河と言います。天の川銀河も、真横から見ると、こんな感じなんでしょうか……。地球からの距離は4000万光年程だそうですが、天の川銀河よりもはるかに大きいのでは、と言われています。

 イギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルが、1785年に発見したそうです。ウィリアム・ハーシェルといえば、天王星を発見した人です。自作の望遠鏡で、天体観測をした人で有名です。小口径の望遠鏡でも、この渦巻銀河の光が見えたんですよね。そういえば、この銀河の中心部は、とても明るい感じです。初心者でも上手く撮れそうな銀河ですね。それにしても、素晴らしい眺めで、感心しています。

 この写真には、NGC4565の右下と右上に銀河らしきかすかな光が見えています。本当は、何百個・何千個ほどの系外銀河が見えるのでしょう……多分。宇宙は、とてつもなく広いんでしょうねえ。どう考えても、宇宙は不思議です。晴れた夜に、また、かみのけ座やおとめ座の周辺を撮影してみます。

 今夜は上弦過ぎの月が昇っていますが、何となく霞んでいます。多分水蒸気なんでしょう。という訳で、一休みで~す。

データ/ビクセンSX2・ES102ED・EOSKissX8i・笠井マルチフラットナー使用・ISO3200・60秒・2024年5月9日19時50分

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2024年5月10日 (金)

かみのけ座のメロッテ111

111blog_20240510125601  写真は、かみのけ座の散開星団メロッテ111です。昨日5月9日(木)の夜の撮影です。星空を眺めるのも、ほとんど一カ月ぶりでした。雨と曇りの日が多くて、星空を忘れかけていたような感じでした。本当に久しぶりに晴れ渡った夕空を見て、感動してしまいました。

 庭に三脚を二つ出して、ケンコースカイメモSとビクセンSX2の二台の赤道儀で観測・撮影の準備を始めました。設置した後、いろいろな雑用があるので、結構大変です。電源コードやヒーターのコード、リモートコントローラーのコードなどを足でひっかけないように、いろいろ気を使います。

 5月になると、北極星が見え始めるのも遅くなります。昨日の時点で、19時25分にやっと北極星が見えました。極軸合わせが終わると、ほっとして一休みです。

 ケンコースカイメモSにオリンパスEM-1MarkⅢをセットして、標準ズームレンズを付けて、メロッテ111の撮影です。このデジカメは、星にピントを合わせることが出来るので、とても便利です。星を辿って探せばいいわけで、結構楽しいい時間です。

 そんな感じで撮影したのが、左の画像です。かみのけ座は、小さな星座です。ほとんどの星は、γ星の周辺に集まっています。やや青白い感じで輝いているのが、散開星団メロッテ111です。とても美しい星々の輝きです。満月の15倍ほどの領域に、星が散らばっています。写真では、20個ほどの星が確認できます。双眼鏡ならば、40個ほど確認できるそうです。地球からの距離は、250光年程なので、割と近い感じかも、です。かみのけ座やおとめ座の周辺は、背景が暗いので、遥か遠くの系外銀河を見ることが出来ます。この写真にも、系外銀河が数個は写っているはずです。

 今夜も晴れそうな感じです。少しだけでも観察・撮影の準備をしておきます。という訳で、コーヒーブレイクで~す。

データ/ケンコースカイメモS・EM-1MarkⅢ・40~150ミリF4・ISO1600・40ミリ・50秒・ソフトフィルター使用・2024年5月9日21時

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2024年5月 2日 (木)

かに座

Blog_20240502135301  写真は、かに座の全景です。かに座はトレミーの48星座のひとつで、春の星座の中では、最初に昇って来る星座です。最も明るい星が3等星なので、星座の形を確認するのは、とても大変です。中央の甲羅にあたる四角形をつくっている四個の星と、かにの足が三本という形です。α星以外は、肉眼では、なかなか見えない感じです。

 ただし、甲羅の中の星の集団である散開星団M44は、ぼんやりと肉眼で見ることが出来ます。この散開星団M44は、プレセペ星団と呼ばれています。6倍の双眼鏡で覗くと、全景が視野に入り、10個ほどの星が確認できるのでは、という感じです。実際には、200個以上の星の集団だそうです。ぼんやりとした雲のような感じですが、結構明るい輝きなんですね。

 写真には、α星の近くにあるM67という散開星団も見えています。M44よりは少し暗いのですが、これもなかなか見ごたえがある星団です。

 5月に入って、春の星座は、天頂付近から東の空に勢ぞろいしています。最初に昇ってきたかに座は、もう西の空に傾きかけています。5月上旬の夜9時頃には、おおぐま座やしし座、そしておとめ座が天高く昇り、とても目立ちます。

 4月は雨の日が多くて、星が見えた夜は2回だけでした。冬から春にかけて、全国的に暖冬傾向でした。北海道で30度を超えた日もあったようです。5月も暖冬のようで、これからも異常気象が続くかも、です。

 夜が更けると、東の空には夏の天の川が昇ってきます。夏も、もうすぐそこまで来ている感じです。夏の星空も、また楽しみです。という訳で、一休みで~す。

データ/ケンコースカイメモS・ズイコー12~40ミリF2.8・EMI-MarKⅢ・ISO1600・40ミリ・f4.5・35秒・ソフトフィルター使用・2024年2月16日21時20分頃

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2024年4月25日 (木)

しし座のM96銀河群

M95-96-105-blog  写真は、しし座にある系外銀河群です。春の星座のしし座やおとめ座、さらにはかみのけ座などには、系外銀河の集団をあちこちに見ることが出来ます。写真の銀河群は、M96銀河群と呼ばれているそうで、初めて撮影しました。写真右下から、M95、その左側にM96、そして上の隅にM105とNGC3384とNGC3389の銀河が見えています。

 ライオンのお腹の下あたりに、5個の銀河があるのですが、明るさは9等級なので、とても暗い印象です。70ミリの小口径の望遠鏡なので、5個しか見えていませんが、大口径ならば、遥かにたくさんの銀河を見ることが出来そうです。

 地球からの距離は、3500万光年程でしょうか……。遥かな彼方という感じですが、宇宙の広さから考えると、地球の近所というイメージですね……多分。一つ一つの銀河が小さすぎて、形がよく分かりません。渦巻銀河も楕円銀河もありそうです。次回撮影するときは、導入するのが大変ですが、8インチのシュミカセで挑戦してみます。

 5月になると、かみのけ座銀河団やおとめ座銀河団が空高く昇るので、観察も撮影もとても楽になります。春の星々を、もう少しのんびり待つことにします。

 今日は珍しく晴れ間があるのですが、全天に薄い雲(水蒸気)が広がっています。明日の夜から、また4、5日は雨のようです。連休は雨の日が多いかも、です。薩摩半島はこのところ日照時間が少ないので、野菜の生育がイマイチだそうで、いろいろ大変なんですね。という訳で、コーヒーブレイクで~す。

データ/ビクセンAP・ビクセンED70SS・ソニーα6000・等倍マルチフラットナー・ISO3200・60秒・2024年3月10日21時10分

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2024年4月18日 (木)

北斗七星

Blog_20240418132001 春から夏にかけて、北の夜空で一番目立つ星は、北斗七星です。7つの星の内6個が二等星なので、特別によく目立ちます。この北斗七星は、おおぐま座の一部です。おおぐまのお尻のあたりから尻尾のあたりです。おおぐまの頭の部分や足のあたりの星は結構暗いので、見つけるのも大変です。

 ひしゃくの水をくむ部分のα星ドゥベーとβ星メラクを結ぶ線分を、β星からα星方向に5倍程伸ばすと、こぐま座の尻尾あたりにある2等星に行きつきます。その星が北極星ポラリスです。このポラリスがおよその北の方向を示していることは、大昔から知られていたようです。北緯約32度より北の地域では、一年中α星とβ星とポラリスを見ることができるので、北の方向が分かります。紀元前1000年の古代から、いろいろな場面で非常に役立ったのでは、と思います。

 ただし、地球の自転軸方向は長い年月で変化するので、誤差も少しは大きくなります。という理由から、北方向を推測するのも将来的には少しだけですが大変なんでしょうか……。

 今日は何とか晴れていますが、遠い山の稜線が霞んでいます。黄砂なのかPM2.5なのか分かりませんが、大気の状態はあまりよくありません。冬の2月から暖冬で、雨の多い天気でした。異常に水蒸気が多く、晴れた日がとても少なかったような気がします。4月に入っても、曇りと雨の日が多い予報でした。この週末から、また当分雨のようです。

 今夜の月は、月齢10日少し前のようですが、眺めるのも大変な空の状態です。どう考えても、月の撮影は無理な感じです。夜の時間は、画像処理の時間にします。という訳で、小休止で~す。

データ/ケンコースカイメモS・EOSKissX8i・トキナー11~20ミリF2.8・ISO1600・f5.6・40秒・ソフトフィルター使用・2024年4月10日20時30分

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2024年4月11日 (木)

月面 雲の海周辺

Blog_20240411130001  写真は、月面の雲の海周辺です。雲の海というのは、月面を満月の時に眺めたとすると、左側の海が多い部分のいちばん南側にあります。と言ってもなかなか説明が難しい感じですが……。有名なコペルニクスクレーターのさらに南側と言った方がいいのかも知れません。

 中央やや右側(南側)が、雲の海です。このあたりには、ブリアルドス以外は、目立つクレーターはありません。大きな山脈もなく、深い渓谷もありません。でもよく見ると、クレーターらしき痕跡があちこちにあります。溶岩によって浅く埋められた溶岩台地のようです。こういうクレーターは、幽霊クレーターと呼ばれているそうです。

 右上隅に直線壁と呼ばれている地形があります。長さ140kmの、西側に落ち込んだ壁です。朝日を浴びて、斜面が暗い陰になっています。流れ出た溶岩が、突然陥没したのではないか、と言われています。月面では、とても珍しい地形だそうです。この直線壁のすぐ西側に小さなクレーターがあります。よく見ると、直線壁とこのクレーターは、溶岩で埋め尽くされている大きな幽霊クレーターの内部にあるような気もします。

 写真の中央部分にも、溶岩で浅く埋められたクレーターがあり、その他あちこちに幽霊クレーターが見えています。月面には、いろいろな地形があって面白いですね。

 今日はドンヨリドンヨリの天気で、曇り、ところによって時々雨という天気のようです。薩摩半島では、今週から春ゼミが鳴き始めました。夏ゼミに比べて少しだけ小さなセミですが、5月まで森の中で鳴いています。このセミがいなくなると、梅雨になって本格的な夏になります。……という訳で、コーヒーブレイクで~す。

データ/ビクセンSX2・8インチシュミカセ・ASI183MC・ゲイン130 ・15ms・120コマ合成・2023年9月24日20時20分

 

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2024年4月 2日 (火)

うみへび座の散開星団M48

M48blog  写真は、うみへび座の散開星団M48です。うみへび座はとても大きな星座ですが、うみへびの心臓あたりにある二等星コルヒドレと頭のあたりの星々が目立つ程度で、星座全体の形を推測することはできません。この散開星団M48は、いっかくじゅう座との境界当たりにあります。大きさは満月大で、明るさは5.8等級ほどです。肉眼でも見えるらしいですが、見たことはありません。空が暗い田舎でも、肉眼では少々無理な感じです。

 7倍の双眼鏡なら、写真より二回りほど小さく見えますが、結構明るい星の集団に見えます。やや青白い感じの、なかなかの眺めです。50個ほどの星の集団で、大口径の望遠鏡なら、星々が分離して、すごい迫力なんでしょうか……。実際は、500個以上の星が集まった巨大な恒星の集団のようです。

 春の星々は天の川銀河から離れているので、背景が暗く、星がくっきり見えます。このうみへび座には、他にも球状星団や渦巻銀河、さらにうみへび座銀河団などがあって、なかなか面白い領域のようです。機会があれば、また撮影してみます。

 夜の8時を過ぎると、おとめ座のスピカやうしかい座のアルクトゥールスも昇ってきました。これで、春の大曲線や春の大三角を眺めることができます。かみのけ座やおとめ座には、遥か遠くの系外銀河団がたくさんあるので、それも楽しみのひとつです。

 九州は、今夜から雨のようです。一週間程は、梅雨のような天気で、春の晴天は期待できません。やっと鹿児島もソメイヨシノが開花したのですが、雨の中の花見になるかも、です。天気のことだから、仕方ありませんが……。

 午後の薩摩半島は、ドンヨリドンヨリの天気です。という訳で、日本茶で小休止しま~す。

データ/ビクセンAP・ビクセンED70SS・ソニーα6000・ISO3200・40秒・20コマ合成・2024年3月10日20時10分

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2024年3月28日 (木)

西空 木星とスバル

Nblog_20240328130901  久し振りに、星の軌跡を撮影しました。真西の方向ですが、明るい木星とスバルの輝きが、まだまだ楽しめます。でも、もう少しで、木星は太陽の方角なので、見えなくなります。スバルのあるおうし座も冬の星座なので、何カ月間は見ることが出来ません。季節は、規則正しく巡っています。

 この写真は、3月10日の撮影です。春の星座と散開星団を、玄関先で撮影していたのですが、珍しく空がきれいに晴れてきたので、裏庭に三脚を持ち出して、リモートコントローラーでタイマーセットして撮影しました。それを、比較明合成したのがこの写真です。とても簡単なんですが、快晴の夜空が一番いいので、撮影は天気次第です。

 写真中央におうし座のスバル、その下に木星の軌跡が見えます。木星の明るいこと明るいこと……マイナス2等級です。スバルの左側には、結構明るいおうし座の一等星アルデバランが見えます。そして写真左上の隅には、オリオン座の明るい星々も見えています。スバルの右上には、ぎょしゃ座の一等星カペラとその下にはペルセウス座の2等星の星々です。

 薩摩半島では、西空がとても暗く、露出時間60秒でも、漆黒の夜空です。お陰で、星々の明るさは特別です。コントラストが強烈なので、少しは抑えてます。手前の木々も、本当は真っ暗なんですが、アクセントをつけるため赤い光で少しだけ照らしています。すべて自己流ですが、それが一番楽しく遊べる、そんな感じです。

 このところ、菜種梅雨なんでしょうか、よく雨が降ります。一週間の内、半分は雨みたいです。この週末には、鹿児島でも桜の開花予想です。少しは晴れて、星空を眺めたいですね。今日も一日雨のようです。という訳で、ペットボトルのお茶で小休止します、で~す。

データ/EOSKissX8i・トキナー11~20ミリF2.8・ISO1600・f5.6・60秒・40コマ(?)・2024年3月10日20時30分

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2024年3月20日 (水)

ぎょしゃ座

Blog_20240320133901  この3月で、星ブログを始めて丸9年になります。夜の撮影も大変なんですが、毎週ブログをUpするというのも結構大変です。季節に関係なく、続けられたのも、まあ、日常の生活リズムの一部だということ、なんでしょうか……多分。

 写真は、ぎょしゃ座の全景です。左下隅にふたご座の一部分も入っています。ぎょしゃ座は、3月の今頃の夜8時頃には、もう子午線を越えて、西空に傾いています。南を向いて、写真のように眺めるには、寝転んで眺めるしかなく、とても大変です。デジカメだからできることで、デジカメはとても有難いです。

 ぎょしゃ座の一等星カペラの明るいこと……明るいこと。全天で、六番目に明るい星です。このぎょしゃ座には、散開星団がたくさんあります。その中でも、小口径で簡単に撮れるのは、M36、M37、M38の三つです。カメラレンズでも、写真のように何となく散開星団に見えています。大口径の望遠鏡ならば、もっとたくさんの散開星団を見ることが出来るそうです。

 左下隅のふたご座にもM35という散開星団があります。Mナンバーのついた天体は、メシエ天体と呼ばれています。フランスの天文学者シャルル・メシエが作成した天体カタログです。この領域には、M35からM38 まで、4個の散開星団がありますが、多分同じ日の夜に発見したのでは、と思いますが……。カタログの作成は、今から250年も昔の事なので、とても驚きです。

 今日は春分の日ですが、薩摩半島は、一日中北西の風が荒れ狂っています。少々ひんやりの、冬のような一日です。気持ちいい春の暖かさは、もう少し先のようですね。という訳で、小休止で~す。

データ/ケンコースカイメモS・E-M1MarkⅢ・12~40ミリF2.8・ISO1600・f4・40秒・ソフトフィルター使用・2024年3月9日20時40分

 

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