バラ星雲
バラ星雲と呼ばれている散光星雲です。正式な天体名は、NGC2237です。NGCというのは、New General Catalogue の略称です。
バラの形に見える領域の中心部には、NGC2244という散開星団があります。数十個の星が集まっているのが確認できます。新しい星が、次々と生まれている領域です。
このバラ星雲のような赤い星雲は、肉眼では見えにくいし、一般のデジカメでも赤っぽい色を十分にとらえることができません。そのため、カメラボディーを改造して使っています。
冬の星雲・星団として、撮影しやすい天体です。とても大きな天体なので、自動導入なんていう機能は不要です。星図を頼りに探していけば、何とか見つけられます。毎年撮影していますが、空の透明度によって、結構映り具合が違ってきます。黄砂や空気中のチリが多いと、暗いはずのバックの暗闇も赤っぽくなります。
データ/ビクセン80sf・専用レデュサー・キャノン60D改造・ISO1600・120s・2014年2月20日
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