月齢11.5の月見
久しぶりの月見です。6月の雨のない、雲のない夜空は、4回目です。全国的に曇りや雨が続いているのですが、鹿児島は、梅雨の真っただ中です。この薩摩半島は、いたるところで6月雨量が1000ミリを遥かに超えています。我が家の居間にある簡単な湿度計の表示は、Hiとなっていて、測定不能状態が続いていました。多分100%に近いのでしょう。
28日の日曜日は、不思議に夕方から青空でした。これが雲のない青空なんだろうかと、疑ってみたくなりました。このところ、ほとんど青空を見ていない人間の不信感のあらわれのような心境でした。雨が降ったり、雲に覆われたりしているのが、当たり前のようになっていたからでしょう。
月を眺めるには、双眼鏡が一番適しています。6倍から8倍程度の双眼鏡が良いのでは、と思います。手ぶれも少なく、いい感じの臨場感が味わえます。10倍以上になると、三脚に固定しないと落ち着いて眺めることができません。僕が使っている双眼鏡は、6倍が日の出光学の双眼鏡です。6倍×30ミリの軽量のものです。それでも、結構クリヤーでよく見えます。この双眼鏡は、メガネなしでは、ピンが来なかったのですが、日の出光学の社長さんに依頼して、調整済みのものに交換してもらいました。
撮影は、8インチのシュミカセです。触るだけで、月面のクレーターがユラユラと揺れ動いて、ピント合わせに苦労します。何とか50コマ程撮影。甘い画像は、削除して、使えるコマはほんの少しです。
これから夏に向かって、月の高度はどんどん低くなっていきます。大気の影響を受けやすくなり、撮影には少々不利です。それでも、毎月回ってくる月の満ち欠けを楽しもうかなと思っています、アイスコーヒーを飲みながら。
データ/ビクセンSX2・セレストロン8インチシュミカセ・キャノン60D・ISO400・1/1000・2015・6・28・20時28分・16コマを合成
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