月齢4.5の月と木星 金星
南九州は、このところ雨ばかりです。それも大雨で、雨の音で目が覚めるほどです。今年は、特別に異常です。平年の5倍ほどの雨量だそうで、大きな水害が起こらなければと、心配しています。森を散歩するにも、今年の梅雨は長靴が必需品になっています。大きな傘をさして、大きな水たまりをジャブジャブと歩くのですが、これが予想外の快感で、懐かしい子供の頃の心境になります。雷さえならなければ、結構楽しい散策です。
月の姿をほとんど目にしなかったのですが、21日の日曜日の夕方、月を発見しました。3週間近く、星空は見えませんでしたから、月をとても懐かしく感じました。当たり前ですが、梅雨時の分厚い雲の上は、青空と星空なんですね。まあ、そんな訳で、月と木星と金星の撮影です。50ミリのレンズで、単純撮影です。
ピントだけマニュアルですが、絞りオートです。オートで撮ると、やや明るめになったり、暗めになったり、カメラが気ままに撮影してくれるので、面白い撮影ができます。こんな明るさの風景は、カメラにとって一番苦手なのでしょう。撮影は我が家の裏庭です。かすかに電柱が映っていますが、縦位置から45度程左に傾けています。
月の下に木星、さらに下に金星。木星は、地球からどんどん遠ざかっているので、だんだん暗くなっています。一方金星の方は、6月7日に東方最大離角だったので、まだまだ明るく、マイナス4等級の明るさです。本当は、この日、金星を観察しようかな、なんて思っていたのですが、どんどん雲が現れて、この撮影だけで終わりでした。
尚、一番上にかすかに輝いているのは、しし座のレグルスかな、と思います。
データ/キャノンKissX7i・シグマ50ミリ1.4・ISO1600・F4.5・4秒・2015年6月21日20時30分
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