カシオペア座
秋の星座には、特に目立つ星座がありません。秋の大四辺形と言われているペガスス座が目立つ程度で、少しさみしい星空です。その中で、北の空に見える大文字のWが一番親しみ易いかなと思います。
このカシオペア座は、北日本ならば、一年中見ることができます。この鹿児島地方でも地平線が見える所なら、大部分が見えるはずです。ただ、我が家の裏庭からは、大きな大木が邪魔して、秋の9月頃にならないと全体が見えません。まあ、季節感があっていいのかな、と自分で納得しています。
星座線を書き入れると、画像のようになり、人間の姿を想像できます。でも、ギリシャ神話では、美貌のエチオピア王妃カシオペアの姿とされていますので、なんとなく違和感があります。星座線では、たくましい男の容姿を想像してしまいます。隣の星座アンドロメダ座のアンドロメダ姫は王妃カシオペアの娘ですが、優しい感じの星座なっています。
カシオペア座は、天の川の流れの中にあるので、双眼鏡で見ると、周りには非常にたくさんの星が輝いているのが確認できます。ちなみに、この天の川は、冬の星座オリオン座の横を流れていきます。さらに、春にはケンタウルス座近くを流れ、やがて夏の星座サソリ座へ戻っていきます。結局、天の川は一年中見えることになります。
データ/ビクセンGP2ガイドパック・キャノン60D・シグマ30ミリf1.4・f3.5・60秒・ISO1600/ソフトフィルター使用・2015年10月15日21:30
| 固定リンク
« こぐま座 | トップページ | アンドロメダ星雲 »
「趣味」カテゴリの記事
- 9月下旬の北の星空(2024.10.03)
- はくちょう座の散光星雲(2024.09.26)
- 夏の天の川(2024.09.19)
- いて座の球状星団M22(2024.09.12)
- いて座の中心部付近(2024.09.06)
コメント