オリオン星雲 M42
冬の夜空を眺めていると、高く昇ったオリオン座に目がいってしまいます。星座の形のバランスの良さや、明るい星が狭いところに集まっている堂々たる姿が気に入っています。
もう何十年もの昔のことですが、初めて望遠鏡を向けたのも、オリオン座でした。自分で組み立てるオモチャのような望遠鏡でしたが、空の状態が良かったのか、とてもきれいに見えた記憶があります。
この3,4年、毎年、オリオン座を双眼鏡で眺めたり、写真撮影をしたりしています。三つ星の少し南にあるオリオン星雲は、特に気に入っています。
オリオン座のオリオン星雲M42を、今年は、少しだけ口径の大きなED屈折鏡で撮影しました。口径100ミリ程しかありませんが、被写体がとても明るいので、撮影は、初心者向きです。薩摩半島の灯りのない夜空では、3、40秒もあれば、その姿を撮影出来ます。M42は3等級の明るさですが、肉眼でもはっきり見えるので、もっと明るいような気がします。今回は、赤いガスの領域がはっきり映し出せたような感じです。今週は満月前後の月があり、また、空の状態はあまり良くないようで、来週以降に覗いてみようと思います。
ところで、いろいろメールをもらっています。ありがとうございます。コメントではなくメールなんですね。写真展のおかげで、名前が公開されたようです。
データ/ビクセンSX2・ES102ED・笠井0.8×レデューサー・キャノン60D改造・ISO1600・40秒・8コマ合成・2016・2・9・22時・トリミング
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