冬の星座にさようなら
4月上旬、冬の星座は、西の夜空に傾き、やがて消えていきます。とても賑やかで、華やかで、明るかった星々が、東シナ海に向かって沈んでいくのです。我が家の裏庭からは、海は見えませんが、小さな小山の向こうの東シナ海に消えていくのが想像できます。
おうし座、オリオン座、ぎょしゃ座、おおいぬ座、こいぬ座、そしてふたご座などの、7個の1等級以上の星と10個以上の2等星などの明るい星々が、夜空に輝きながら、4,5時間で姿を消していきます。
星の軌跡を撮影し始めて、冬の星々の明るさに初めて気づきました。満天の星々というのは、これかも、という想いです。夏の天の川の賑やかさ、明るさとは、また違うのですが、それぞれの季節のニュアンスが理解できるような感じです。
今日4月22日は、満月です。東の空に小さめの満月が輝いています。うっすらと水蒸気の傘をかぶって、昇ってきました。静かな静かな、田舎の夜です。
データ/キャノンKissx7i・シグマ10~20F2.8・ISO1600・F6.3・70秒・128コマ合成・2016年4月2日20時10分
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