おおぐま座のM101
おおぐま座の銀河M101を初めて撮影しました。今まで、何度も挑戦したのですが、小さな屈折鏡筒では、なかなか位置が確認できませんでした。自動導入を使っていませんので、暗い星々をたどりながら、やっとその領域を確認できました。とても大変な作業ですが、何とか画像に収めました。
星図とファインダースコープで、目標の地点に到達したときは、結構感動ものです。これが星見の楽しさです。鹿児島の有名な元天文台長から教わった、究極の楽しみ方です。
この画像は、15コマを合成しています。120秒間露光の間に、星の追尾がうまくいかなかったコマが多くて大変です。今回は、オートガイド撮影ではありません。
雲の流れを予想して、バルブ撮影しています。双眼鏡で、暗い夜空の雲の流れもやっと分かるようになりました。次は、もっと大きな口径で挑戦してみます。撮影後、ひとりビールで乾杯です。いつものことながら……。
データ/ビクセンSX2・ビクセン80sf・専用レデューサー・キャノンKissX7i・ISO1600・120秒・15コマ合成・2016・5・26・22時
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