M51 子持ち星雲
九州南部は、このところ雨ばかりで、まるで梅雨のような空模様です。気象庁は、梅雨入りを、出来るだけ平年に近づけたいのでしょうか、まだ梅雨入りを発表していません。でも、本当は、梅雨入りしている、と僕は考えています。まあ、そんな訳で、5月に入って太陽が見えて、星が見えたのは、3日間だけでした。
この写真は、4月末に撮影した、M51の画像です。子持ち星雲と呼ばれています。8.4等級の明るさしかありませんので、カメラの液晶ファインダーに導入するのがとても大変です。星図とファインダースコープで、あちこちと探し回るのですが、これがとても楽しい時間です。
今回は、口径80ミリのED鏡なので、本体の星雲は、やや小さめに写っています。それをトリミングして、少しだけ拡大しています。大きいほうの渦巻銀河がM51で、小さいほうの銀河は、M51の6万光年後方にあると言われていますので、宇宙の巨大なスケールを感じます。それでも、二つの銀河は、相互作用で繋がっているようです。写真の左方向が、北極星方向です。
データ/ビクセンGP2・ビクセンED80sf・ISO1600・120秒11コマ合成・キャノンKissX7i・2016年4月29日21時頃
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