月齢9.0
今日6月19日、日曜日の鹿児島は、大荒れでした。神戸や、岡山では、多分出会わないような嵐です。早朝から、雷の遠吠えです。半分眠っていても、ゆっくり近づいてくるのが良くわかりました。8時を過ぎた頃、でかい雷が、2,3パツ、地響きを連れて落ちてきました。少しビビリながら、起き上がりました。
その後が、またすごいんですね。曇り空で外はとても暗いんですが、1分おきぐらいに、稲光です。その数秒後、どでかい衝撃波の響きです。これには、少々恐怖を感じました。それが延々と3時間半程、続きました。積乱雲が同じところを流れて行ったのでしょう。雨の降り方も尋常ではないんです。ドシャ降りというのでしょう、ほんと10メートル先が見えないくらいに降り続きました。鹿児島では、決して珍しくない大雨のようですが、瀬戸内生まれの僕には、とても印象深い事件(……?)でした。
ところで、写真は月面です。月齢9.0の北半分程の画像です。黒っぽいところが海と呼ばれている起伏が少ないところです。右上が晴れの海、その下が静かの海です。晴れの海から南西方向に伸びている渓谷がアペニン山脈とよばれているところです。クレーターも少しははっきりしているのでは、と思います。これぐらいが、直焦点撮影の限界です。
時間があれば、この辺りを、双眼装置を使って低倍率で眺めると、とても素晴らしい月面の眺めになります。まるで、宇宙船で月面遊覧している気分です。
データ/ビクセンGP2・セレストロン8インチシュミカセ・専用レデューサー使用・ISO800・1250分の1・キャノンKissX7i・110コマ合成トリミング・2016年6月14日20時40分
| 固定リンク
「趣味」カテゴリの記事
- いて座の球状星団M22(2024.09.12)
- いて座の中心部付近(2024.09.06)
- 月面ヒッパルコス・クレーター周辺(2024.09.01)
- いて座の散光星雲M17(2024.08.22)
- アルタイルといるか座・や座周辺(2024.08.15)
コメント