さそり座といて座
8月7日の日曜日、夕方から急に晴れてきたので、天の川が見えることを期待していました。予想通り、4日月が西の空に残っていましたが、晴天の夜空です。
8時頃から準備して、南の空の天の川を双眼鏡で眺める。田舎ならではの、輝く銀河です。火星も土星も、そしてアンタレスも南天の空に輝いていました。どうしてこんなに星が見えるのか、とても不思議でした。神戸では、夏の晴れた夜でも、星は20個ほど見えれば最高でした。でも、ここ薩摩半島では、その100倍もの星々が見えます。それだけでも、数十パーセントは幸せになれます。
今年の夏は、特別に賑やかです。火星の赤い光、アンタレスの赤、そして土星の白。この領域は、天の川銀河の中心部分です。双眼鏡で覗くと、無数の星が密集しているのがよく分かります。球状星団や散光星雲があちこちに点在していて、見あきない景観です。
撮影中に、野生動物が足元を駆け抜けて行きました。多分イタチなんでしょう。
データ/ビクセンGP2ガイドパック・キャノンKissX7i・トキナー11~20ミリF2.8・ISO1600・F4・20秒・3コマ合成・2016年8月7日20時36分
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