赤い星 火星とアンタレス
今、南の空に、赤い星、火星とアンタレスが輝いています。火星は、星座の海の中を、東にひっしに移動しています。まるで地球を追いかけているように見えます。でも、結局は、西へ西へと遠ざかっていく運命なんですね。
夕方まで曇っていたので、18日目の月も見えないかも、という予想でしたが、8時頃から星が見え始めました。このところ、天気がとても異常です。梅雨明け後の雨は、平年の2%しか降らないし、最高気温35度の日が続いています。最低気温は28度ですから、どうしようもありません。
エアコンを止めた部屋で、朝9時半まで睡眠です。ほとんど10時間近くは寝ている計算ですが、30度近い部屋で、途中目が覚めることなく眠れるますので、自分ながら、昆虫人間のような気もしています。
まあ、それはそれとして、21時から、火星と土星を撮影しました。火星の明るさと、赤っぽい色は、とても印象的でした。アンタレスに完全に勝っています。アンタレスというのは、火星に対抗し競争するという意味があるそうです。古代から、何千回も、アンタレスと火星は出会ったのでしょう。もう2,3日すると、土星、火星、アンタレスが一直線に並びます。晴れていれば、その姿を、また観察しようと思います。
データ/ビクセンGP2ガイドパック・キャノンKissX7i・マクロ100ミリ・ISO1600・F4・15秒・16コマ合成・2016年8月21日21時15分
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