ヘルクレス座のM13
。今年は天候異変で、鹿児島では、連日最高気温が30度近くの日が続いています。当分は、9月中、下旬の気温です。まだまだ夏服で過ごせそうです。北海道では、雪が降るという天気予報でしたが、南北の気温差に驚いています。
夏の星座ヘルクレス座は、10月の下旬の22時頃には、西の地平線に消えていきます。初めてヘルクレス座を観察しました。3等級以下の暗い星ばかりなので、時間をかけて観察しないと見えてきません。ヘルクレス座は、ギリシャ神話に登場する、勇者ヘラクレスが天に昇った姿です。紀元前4000年頃から知られている星座で、トレミーの48星座のひとつです。星座はヘルクレス座ですが、勇者としてはヘラクレスという名が使われています。
勇者ヘラクレスの右腰のあたりに、球状星団M13はあります。天の北半球で、いちばん美しい球状星団と言われているM13です。肉眼では、その位置を確認するのは、とても難しいのでは、と思います。口径10センチの望遠鏡で球状星団の星々を分解するのは、少し口径が不足です。おまけに、6等級の明るさなので、双眼鏡でもはっきり確認できません。来年、また撮り直す予定です。課題ばかりが増える、天体観測ですね。でも、時間がゆっくり流れる田舎だから出来るのかも知れません、です。
データ/ビクセンSX2・ES102ミリ・KissX7i・60秒・4コマ合成・2016・10・1・20時40分
| 固定リンク
「趣味」カテゴリの記事
- アンドロメダ座のM31(2023.12.07)
- ペルセウス座の二重星団(2023.11.30)
- カシオペヤ座とその周辺(2023.11.23)
- ケフェウス座の散光星雲IC1396(2023.11.16)
- ペガスス座周辺(2023.11.09)
コメント