アンドロメダ星雲 M31
神戸から、この薩摩半島に引っ越してきて、初めて肉眼でM31を見ました。自宅から歩いて4,5分のところにある干拓地から、空を見上げた時でした。初秋の頃、夜の散歩をしていた時です。ぼんやりとした雲のような光が目に入ってきました。結構大きかったような記憶です。
その時の感動は、今も忘れません。それと同時に、薩摩半島の空の暗さに驚いたのです。これこそ満天の星空かも、という印象でした。地球上から見える、最も遠い光なんですね。それ以後、秋になると、先ずM31を探します。この星雲の明るさは、4等級なので、これが肉眼で確認できれば、夜空の状態がとても暗くて澄みきっているということです。そして、自分の目の状態も悪くはないということなのでしょう。
画像の上方左よりの隅の星は、アンドロメダ座の13番星のν(ニュー)です。短焦点の望遠鏡なので、近くの星も入ってしまいます。尚、右方向が天の北極方向です。
まだまだ温かい薩摩地方は、夜が更けても、ホットコーヒーがあれば、のんびり星見を楽しむことができます。
データ/ビクセンGP2・ED70SS・笠井の等倍フラットナー・キャノンKissX7i・130秒・14コマ合成・2016年11月5日20時30分頃
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