おうし座とぎょしゃ座
冬の星座で、最初に空高く昇ってくるのが、おうし座とぎょしゃ座です。おうしというのは、鋭い角があり、突進する猛牛です。一方、ぎょしゃというのは、馬を操る者ですが、実際は騎馬車をうまく操る軍人なのでしょうか。ちょうど隣り合わせになっていて、繋がっているので、まとめて画像にしました。
おうし座には、明るい1等星アルデバランがあります。アルデバランは、牛の目のあたりなのでしょう。角が2本北東に長く伸びています。背中のあたりに、ぼんやりとすばる(プレヤデス星団)が見えますが、それ以外の星は暗く、ほとんど目立ちません。全体像を確認するのに苦労します。
一方、ぎょしゃ座の方は、明るい星がつくる五角形が目立つので、星座の形がよくわかります。α星カペラは、とても明るい恒星です。やや黄色っぽい輝きです。ぎょしゃ座には、散開星団や散光星雲がたくさんあり、とても賑やかな場所のようです。
ところで、薩摩地方は、とても気温が高く、今日の最高気温は22度ほどありました。車のエアコンを入れる気温です。10月の下旬の気候だそうです。夜の12時近くになっても、大きな窓を全開しているのですが、外の気温は20度を超えています。今日の天気予報は雨ということでしたが、青空の快晴でした。天気予報は完全にハズレでした。クリスマス近しというのに、変な天候ですね。
今夜は、晴れた夜空に、イプシロン2号ロケットの、天に昇るとても明るい光の軌跡を眺めることができました。結構長い時間のようでした。3,4分という感じかな、と思います。まあ、そんな感じで、クリスマスを迎えます。
データ/ビクセンGP2ガイドパック・キャノンKissX7i・シグマ11~20F2.8・20ミリ・ISO1600・F4・60秒・2016年12月17日21時05分
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