月齢 3.8 の月と金星
年末から正月にかけて、とてもグーな天気が続いています。薩摩半島では、珍しく晴れの天気が続いていて、小春日和と呼べるような暖かさです。おかげで、夜の星見を毎日楽しむことができます。
今日1月2日は、三日月と金星が大接近するというので、夕方、日没を待って、撮影の準備をし始めたところ、あっという間に黒雲が空を覆い始めました。半分諦めながら、再度、機材の再確認をしようとしたところ、赤道儀のモーターが動かないではないですか。あわてて予備のバッテリーで試しても、無駄でした。まあー、古い器械だから、もう駄目かなという、悟りの気持ちでした。
それでも、ゆっくり考え直して、もしかして、断線の可能性かも? ということで、端子部分をあちこち調べてみると、バッテリー側のシガーケーブル部分のハンダ切れによる断線でした。さっそく、ハンダごてセットを探し出して、ハンダ付けです。20年振りのハンダ付け作業でした。うまくいって、何とか動くようになりました。
夜、7時半ごろ外に出てみると、晴れ渡った冬の夜空でした。また機材を運び出し、撮影の準備です。ドタバタしながら準備完了したのが、夜7時半過ぎでした。この画像は、その後の撮影画像です。
3絞りほど、露出オーバーなので、月の夜の部分が明るく写っています。これは、地球からの反射光で月の陰の部分が明るくなるという、地球照という現象です。3日月前後が、いちばん条件がそろうようです。まあ、そんな訳で、今年も、晴れた夜は、ドタバタ、ドタバタするような予想です。
データ/ビクセンGP2・ビクセン70SS・笠井マルチフラットナー・キャノンKissX7i・ISO1600・1.3秒・2017年1月2日19時49分46秒
| 固定リンク
「趣味」カテゴリの記事
- 月面 中央クレーター列(2023.06.01)
- かみのけ座のNGC4565(2023.05.24)
- 我が家の裏庭から見た西空(2023.05.18)
- かみのけ座のメロッテ111(2023.05.11)
- しし座の系外銀河トリオ(2023.05.04)
コメント