春の大曲線
鹿児島では、今日4月5日に、桜の開花宣言が出ました。平年よりも、2週間近く遅い、観測史上最遅だったそうです。3月の気温が低かったのも理由のようです。公園を散歩しても、桜の賑やかさは、ほとんどありません。これから、満開になるのでしょうが、今日もどんよりの曇り空でしたし、予報では、明日から、5、6日は雨、曇り、雨、曇り、雨なんていう天気だそうです。でも、外気温だけは、夜になっても20度を超えています。
もうすっかり春、というのは、夜空を眺めて見ればすぐに分かります。夜の10時頃になると、春の大曲線が空高く昇ります。
春の星空は、少しだけ寂しいんですね。1等級以上の星は、3個しかありません。西の空で沈みかけている冬の星座に比べると、賑やかさが全然違います。ただ、今年は、東の空に明るい木星が輝いていることです。現在の木星は、おとめ座のスピカの近くをのんびり移動しています。
写真は、春の大曲線と言われている、3個の星を分かりやすく結んだものです。広角レンズのため、周辺部は、結構歪んでいます。画角は90度っていうところでしょうか。薩摩半島は、雲ができやすいところなので、雲の動きを観察しながら、短い晴れ間を狙って、撮影したものです。星を観察するのも、結構体力が必要だということにやっと気付きました。
データ/ケンコースカイメモS・キャノンKissx7i・シグマ10~20F4・F5.6・60秒・ソフトフィルター・数コマ合成・2017年4月2日21時頃
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