M81とM82
おおぐま座のM81とM82を撮り直しました。なかなかうまくいかず、四苦八苦しています。前回よりは、ほんの少しだけですが、大きな口径のレンズです。
この画像では、上方がおよその北極星方向です。おおぐま座は、北極星の上方に昇っていますので、実際は逆立ちしていますが。
我が家の裏庭から北東方向を眺めると、ほんのり明るいんですね。それは、加世田という小さな街の灯りがあるからです。おまけに、同じ方向に、遠いですが、鹿児島の市街地の街明かりが空を明るくしている感じです。夜中になると、田舎の暗さになりますが……。
そんな訳で、出来る限り、天頂付近から西側と南側の空を眺めています。このところ空を眺めながら感じる印象は、大気の状態があまり良くないのでは、ということです。都会は、30年程前からでしょうが、薩摩半島の片田舎でも、大気がとても汚れてきたような感じです。冬は、大陸からPM2.5と黄砂が頻繁にやってくるようです。また、夏は南からやってくる水蒸気の多さが目立ちます。星空が、どんどん霞んでいくようで、少しだけ心配をしています。
ところで、おおぐま座のM81は渦巻銀河です。M82は不規則銀河に類別されています。M82不規則銀河は、爆発的に形を変えているようです。それは、過去にM81がM82に衝突して、M82に大きなダメージを与えたと言われています。そんな時代に、この銀河に生存した生命体は大変だったのでしょうねえ……、なんて、つい思ってしまいます。
データ/ビクセンSX2・ES102ED・0.8倍レデュサー・キャノンKissx7i・ISO1600・120秒・10コマ合成・2017年4月14日
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