初夏の光跡
5月22日は、快晴の夜空でした。流れる雲の心配もなく、のんびり星見を楽しむことができました。我が家の裏庭から眺める、東シナ海に続く西の空です。ワイドレンズなので、北西の空から南南東の空まで写り込んでいるような感じです。
20メートル四方の裏庭は、観察するのに結構適しています。北側は、小高い丘のような起伏が続いていて、天の北極方向の夜空は面積不足です。南の高度の低い空を眺めるときは、この裏庭のすぐ北側に2メートル高い平坦な場所があり、そこで星見をしています。もう少し北側には、6メートル程高い南の山々の稜線が見える場所もあり、特に不自由はしていません。それよりも、自宅から、車で3,4分走れば、広々とした場所や水平線が見える場所がいくらでもあるので、本当はそんな場所がいちばんなのでしょう。
カメラを設置した場所は、真っ暗で足元さえ見えません。裏庭でも明るい懐中電灯が必需品です。おかげで、星々の輝きは怖いほど明るいんですね。ただ、野生動物には、裏庭でも要注意です。
写真の左上の明るい光は、木星です。マイナスの2,3等級の明るさかなと思います。右隅の沈みかけた二つの明るい星は、夏の星座、ふたご座のカストルとポルックスのようです。まあ、こんな感じで、時々星の軌跡を撮影して遊んでいるんですが、眺めている間に、流れ星をいくつもいくつも見るんですね。それも楽しみのひとつです。
データ/キャノンKissX7i・シグマ10~20・ISO1600・60秒F5.6・65コマ比較明合成
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)