月齢10.6の月
全開した東向きの部屋の窓から、満月の1日前の大きな月が見えます。月を眺めるのも久し振りのような気がします。時々双眼鏡で眺めて、遊んでいるんですが、部屋の中はいつものように常時整理中という感じです。パソコンデスクが2つあって、デスクの上や周囲には雑品があちこちに、あたかも定位置であるかのようにおかれています。時々は、きちんと整理整頓をするのですが、なかなかその状態が続きません。おまけに、30号の製作中の油絵が三脚にのっかっているので、さらに雑然とした状態です。
まあ、そんな中で、月を眺めながら、これを書いています。
この画像は、初めて拡大撮影して、画像処理したものです。口径102ミリのED鏡に、アダプターを使って、20ミリのアイピースを光軸上にセットして撮影しました。ピンがなかなか来なくて苦労しました。今ではこの方法は、あまり使われていないようなんですね。冷却CCDカメラを使ったり、大きな口径の望遠鏡で撮影するのが当たり前になっているようです。
ガッサンディクレーター付近で、太陽光が2,30度で差し込んでいる、明暗境界領域の月面風景はとても美しく、刻々と影が移動していく様子が眺められます。クレーターの濃淡がどんどん変わっていくことに、月も生きているということをとても強く感じます。
データ/ビクセンGP2・ES102ED・プローセル20ミリ・キャノンKissX7i・ISO1600・500分の1・2017年5月7日20時30分頃
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