M13 ヘルクレス座
6月30日にUPした、ヘルクレス座の球状星団M13の再ロケです。先週は、梅雨明けしたのか、明けていないのか、よくわからない時期でした。今年は水蒸気がとても多くて、何となくぼんやりした星空です。毎日非常に蒸し暑くて、高湿度に弱い者として、生きづらい毎日です。(だから、寒い冬が好きなんですね)
まあ、そういう訳で、8インチのシュミカセで再度球状星団M13を撮影しました。このシュミカセ(セレストロン製)は、シャープさがイマイチなんですね。中心部付近は、とてもシャープなんですが、周辺部は、結構甘い画像です。80ミリのED鏡に負けているような感じもします。
球状星団というのは、とても魅力があります。M13には、およそ50万個の恒星が密集しているようですが、そのひとつひとつが太陽なんですね。直径が100光年程の空間に50万個の太陽です。100光年というのは、とても狭い空間です。もしもそこに地球のような惑星があったとしたら、毎日2,30個の太陽が昇っているような空の風景でしょうか。生まれ変わったら、そんな球状星団の中の一つの太陽に生まれてみたい気がします。2,30個の太陽が輝いていたとしても、暑いとは限りません。全く想像もできない景観だと思います。
まあ、そんなことを考えながら、星空を眺めています。だから、のんびりできるのでしょうか? 次は、オートガイド撮影に挑戦します。もう少し詳細な画像が撮れるかも、です。
データ/ビクセンSX2・8インチシュミカセ・専用レデューサー・KissX7i・ISO1600・70秒・6コマ合成・2017年7月14日21時15分
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