上弦の月と木星
今日7月1日は、上弦の月です。雲の隙間から月と木星が見えていたので、双眼鏡で眺めることにしました。大した天文現象ではないのですが、ほのぼのとした夜空風景です。
今日は、月面にアルファベットのXが見えるはずでした。でも、ここ東経130度では、まだ日没前なので、月面Xは次の機会にまわしました。
木星は、深夜には、もうすっかり西に傾いて、おとめ座とともに東シナ海に沈んでいきます。無理もありません。暗くなった東の空には、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブが昇ってきています。南の空には、さそりの姿も確認できます。ほとんど夏の夜空になっています。星空は、季節の移り変わりを正確に伝えてくれます。月日と時間の流れを、99.999%程度の誤差のない正確さで教えてくれます。
それにしても、地球の衛星である月があって良かったような気がします。上弦の月明かりでも、結構明るいものです。自分の影法師を眺めながらの夜の散歩も優雅で、気持ち良く遊べる時間です。(ただし、蚊に刺されるのは覚悟の上、という前提条件が必要ですが……)
データ/ケンコースカイメモS・キャノンKissX7i・タムロン180ミリマクロ・ISO1600・F5.6・1250分の1・2017年7月1日20時40分頃
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