さそり座のα星アンタレス
九州南部が梅雨明けして、久し振りの澄んだ星空になりました。まだまだ蒸し暑いんですが、これからは、夏の星座を少しは楽しむことができるのでは、と思っています。
九州の北部の山間部では、豪雨の被害が深刻です。この薩摩半島も、雨が降るときは、すごいんですね。去年の梅雨がそうでした。夜明け前から、雷と雨の音で目が覚めました。それが何日も続くんですね。昨年の降水量は、平年の2倍以上だったのでは、と記憶しています。九州南部は、もう何年も前から、亜熱帯気候になっているような気がします。南からやってくる外来種、マングース、南の野鳥、蛾や蝶、さらに熱帯魚。海水温がどんどん高くなっているのでしょうか?。氷河期が近づいているのかも、です。
画像は、空高く昇っているさそり座のα星アンタレス付近です。100ミリのカメラレンズで撮影しました。アンタレスのすぐ西側には、球状星団M4があります。6等級の明るさなので、肉眼では確認できません。5,6倍の双眼鏡なら、何とか雲のような感じに見えるのでは、と思います。
このアンタレス付近には、恒星の見えない暗黒帯が広がっています。撮影してみると、その状態が少しは分かります。宇宙に広がって流れている膨大なガスの流れの隙間なのでしょう。広がりや大きさがけた違いなので、実態は全く想像できません。
データ/ケンコースカイメモS・キャノン60D(改造)・100マクロF2.8・ISO1600・F5・80秒・5コマ合成・2017年7月13日21時20分頃
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