天の川
8月に入って、天の川が天を横切る星空になりました。とはいっても、雲が多くて、透明感のある夜空はなかなか見ることができません。今夜は、台風5号の影響で、雨風が強くて、星空どころではありません。
写真は、7月に撮影した、天の川の中心部方向の画像です。天の川銀河の星の密集度は異常で、状況を想像することはできません。確認できる小さな星は、太陽系に非常に近い恒星です。中央の左端にいて座の南斗六星が確認できます。この領域には、球状星団や散開星団、散光星雲などが非常に多く、双眼鏡で眺めると、星見の楽しさが何倍にもなります。宇宙の巨大さと星の多さに、いつも驚かされています。
来週の8月7日は、立秋です。暦の上では、もう秋です。確かに、もう秋の星座が上ってきていますので……。東の空にはペガスス、北東の空にはアンドロメダ座とカシオペアのWが見えています。しょうもないこと(非常に重要なことかも)ですが、星を眺めていると、どうして時間が流れていくのだろうか、なんて、考えてしまいます。
データ/ビクセンGP2ガイドパック・シグマ35ミリ・キャノン60D改造・ISO1600・F5.6・80秒・2017年7月23日22時頃
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