いて座のM20
このところ、天気予報が当たらないような気がしています。曇り時々雨、なんていう予報の日でも、太陽がさんさんと照っている日もありました。薩摩地方は、天気が変わりやすいので、予報はとても難しい感じもします。雨雲は、移動してくるだけではなく、突然海の上で猛烈に発達することもあるんですね。だから、天気予報は、24時間後までの予報だけを信用することにしています。
写真は、先週の晴れた夜に撮影したものです。月のない、澄み切った夜空でした。天の川がくっきりと見えて、いて座の星々がよく確認できました。いて座の西部分は、天の川銀河の中心方向なので、銀河の明るさもすごいんですが、この周辺には、散光星雲や散開星団、球状星団がたくさんあります。その一つが、散光星雲M20です。別名が三裂星雲と呼ばれています。暗黒帯が横切っているのでしょうか、3つに分裂しているように見えます。M20のすぐ近くには、M21という散開星団があります。双眼鏡で覗くと、この周辺には、雲のようなぼんやりした光や星のような光の雲がとてもたくさん確認できます。ただ、それほど明るくないので、色は確認できません。
この日も、裏山でヌエの鳴き声を聞きました。少し遠かったので助かりました。ただ、近くの草むらでは、タヌキかアナグマらしき野生動物の気配を感じました。イノシシや野生の猿ではないのが救いでした。
データ/ビクセンSX2・ビクセンED70ss・キャノンKissX7i・ISO1600・60秒・トリミング・2017年9月18日・20時30分頃
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