たて座のM11
さっきまで、月を眺めていました。月齢が10.4の満月に近づいている明るい月ですが、本当は月までの距離が遠いので、小さく見えるんですね。月は楕円軌道を描いているので、大きい時と小さい時を比べると、視直径で2割ほど違うのではないかと思います。
ところで、この5、6日なのですが、夜になると、今までに聞いた鳴き声でない動物の声が聞こえてきます。懐中電灯を持って裏庭に観察に行くのですが、何者かはわかりません。一度だけ懐中電灯を照らして、後姿だけ見ましたが、詳細は未確認です。外来種のマングースか、それともサルか、あるいは別の野生動物かもしれません。関心はありますが、それ以上は、遠慮しています。
ところで、画像は、たて座の散開星団M11です。散開星団は球状星団にくらべて星の数がはるかに少ない星の集団です。ただこのM11は、散開星団としては星の数が多い方に入るようです。5等級なので、双眼鏡ならば、結構見えるのでは、と思います。このM11は、わし座のわしのくちばしの先に近いところにあります。この周辺は、天の川の星の密集部分になっているので、星の多さが邪魔をして、かえって見つけにくいかもしれません。6倍の双眼鏡では、球状星団に見えるかも、です。結構美しい姿をしています。
これらの星のすべてが、惑星を持っているはずですから、生命が誕生している惑星もたくさん存在するはずです。その惑星から、夜空を見上げた時、どんな夜空なのか?とても興味があります。それが知りたいために、星見をしているような気もします。すべて想像の世界ですが、この地球という惑星とサヨナラしないと行くことができないんですね。だから、その日を楽しみにしているんです。
データ/ビクセンSX2・ビクセンED80sf・専用レデューサー・キャノンKissx7i・60秒・19コマ合成・2017年8月23日20時10 分
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