天頂付近の星の流れ
星の軌跡を曲線として記録する方法に、比較明合成という方法があります。これは、とても簡単で、赤道儀も不要です。三脚とカメラと合成処理ソフトがあれば、すぐにできます。おまけに、タイマーリモートコントローラーがあれば、インターバル撮影ができます。そうすると、セットすれば、後は、椅子にもたれて、のんびりとカフェラテでも飲みながら星空を眺めていればいいので、とても楽です。最近では、コンパクトデジカメにも、合成処理までしてくれる機種もあります。
この画像は、広角レンズでF5.6で60秒露出を65回繰り返したものです。田舎の暗い空なので、80秒でも100秒でも可能だと思います。薩摩半島の田舎では、星がとても明るく写ります。空と周囲がとても明るい都会では、多分3,4秒ほどを繰り返すことになるのでしょうか?
中央部分が、天頂付近です。北極星も写っていますが、広角レンズ特有のゆがみがあり、楕円曲線風になっています。まあ、これも面白いのかな、と思います。上の方向が東です。明るい星が多いので、何となく賑やかです。これは、天の川の星々です。流れ星も、ひとつ流れています。
手前の風景を、海や河、田園風景や樹林風景にしてみれば、いい雰囲気の写真になるのかも知れません。また挑戦してみます。
データ/キャノンKissx7i・シグマ10~20・12ミリ・F5.6・ISO1600・60秒・65コマ・比較明合成・2017年5月22日20時頃?
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