ペルセウス座メロッテ20
今まで、ペルセウス座を詳しく観察したことはありませんでした。今年は、秋の星座として、ペルセウス座をメインにしています。6倍の双眼鏡で、ペルセウス座のα星ミルファクを眺めると、その周辺に、青白い小さな星がたくさん見えます。この星の集団(散開星団)をメロッテ20(Mel20)と呼んでいます。Melというのは、イギリス人のメロッテさんが20世紀初めに作った天体カタログです。メシエカタログもそうですが、製作者の名前がつくんですね。
一番明るい星が、2等星ミルファクです。その周辺に、双眼鏡では5,6個の星が確認できます。青白い輝きがとても美しい散開星団です。実際には200個ほどの若い星が集まっているようで、とても賑やかな場所なのでしょう。おまけに、この領域は、秋の天の川が流れているので、さらにたくさんの星が見えます。ただ、明るい星が少ないので、やや迫力不足の感じもします。
この画像も、カメラレンズで撮影したものです。中望遠のレンズで撮影すると、双眼鏡で眺めた雰囲気になるので、結構好きなんですね。
22時を過ぎて晴れていれば、オリオン座が高度30度あたりに昇ってくるのが、自室から見えます。真冬近し、という時期です。明るく変化に富んだ冬の星座を、もうすぐ見ることができます。外気温と同じ温度に冷えたYEBISU-Bierも、また美味しいーんですね。
データ/ケンコースカイメモS・タムロン180ミリマクロ・キャノンKissX7i・ISO1600・F5.6・40秒・ソフトフィルター使用・2017年11月19日20時40分頃
| 固定リンク
「趣味」カテゴリの記事
- 9月下旬の北の星空(2024.10.03)
- はくちょう座の散光星雲(2024.09.26)
- 夏の天の川(2024.09.19)
- いて座の球状星団M22(2024.09.12)
- いて座の中心部付近(2024.09.06)
コメント