おおいぬ座のM41
今年の冬は、とても寒いような気がします。今週は、鹿児島でも、雪マークがいくつもついています。27日(土)の朝には、鳥の水飲み場に厚さ1センチの氷が張っていました。薩摩半島では、大変珍しいことです。このところ、猛暑であったり、世界的な洪水や干ばつが起こっていて、天候異変も異変ですが、氷河期が近づいているような気がしています。まあ、何十年か何百年か先のことでしょうが……。
冬の夜空には、冬の大三角が明るく輝いています。雲が多いので、なかなか見ることができませんが、透明度の高い冬の夜空は格別です。写真は、おおいぬ座のシリウスのすぐ南にある散開星団M41です。シリウスを眺めていると、近くに雲のような星の集まりが確認できます。結構広い領域に広がっている散開星団です。写真では、20個ほどの星しか確認できませんが、実際には100個以上の恒星が集まっているようです。赤っぽい星や黄色の星がたくさん見えます。歳とった赤色巨星が多いのかも知れません。
この領域は、冬の天の川が流れているので、背景にはたくさんの星が見えます。双眼鏡で眺めると、一面星だらけで、すごい密度です。寒いので、星見を早めに切り上げました。部屋に戻って、いつものように、星空を眺めながら、ビールで乾杯です。今日のビールは、時々飲むアサヒのビアホール仕立ての黒でした。美味しいんですね、これが……。
データ/ビクセンSX2・ビクセンED70SS・キャノンM5・ISO1600・40秒・数コマ合成・2018年1月4日22時頃
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