馬頭星雲とNGC2024
明日から、また少し弱めの寒波がやってくるそうです。本当かどうかは、よくわかりません。このところ、天気予報が当たっていないようなので、少しだけ信用することにしています。雪が2メートルも3メートルも積もる所と比べれば、薩摩半島では積雪10センチでも大騒ぎですが、子供だましのような気もします。
写真は、オリオン座の三ツ星のいちばん東の2等星です。左の方向が天の北方向です。毎年撮影している場所です。赤い星間ガスが、なかなかうまく撮れないんですね。馬の頭のシルエットが、イマイチなんですね。それと、左の燃える木と言われているNGC2024なんですが、何かカチカチのような感じもします。
このNGC2024ですが、炎のように見えるので、火炎星雲と呼ぶ人もいるようです。いろいろ想像すると結構面白いものですね。僕は、誰かが言っていた「燃える木を見つめる馬」と呼んでいますが……。
2月の中旬なので、冬の星座も夜中には、子午線を越えて西側に移動していきます。その頃、東の空には、しし座が少し高く昇ってきます。春が、すぐそこまで来ている感じです。星座の動きが、季節の移り変わりを教えてくれます。とても優雅な気分です。
今、思い出したのですが、昔の人は「雨が降れば、雨の音を聴き、雪が降れば、雪と遊ぶ」と言いました。とても心豊かな人間だったんですね。
データ/ビクセンSX2・ビクセンED80sf・専用レデューサー・キャノンKissX7i・ISO1600・80秒・数コマ合成・トリミング・2018年1月20日22時頃
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