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2018年3月の5件の記事

2018年3月24日 (土)

冬のダイヤモンド

Blog さっき庭に出て夜空を眺めると、南南西の空に、上弦前の月が昇っていました。その周囲には、明るい星がたくさん輝いています。月の明るさに負けず、とても明るい星々です。

 写真は、冬のダイヤモンドと言われている星のつながりです。7個の星を結んでいますが、ふたご座の2つの星を結んでいるので、六角形になっていません。ふたご座のα星はカストルで、β星がポルックスなんですね。でも明るいのはβ星ポルックスですが、カストルも準1等星の扱いで、つなげています。

 写真のちょうど中央に、今夜の月があります。とても見応えのある夜空です。この写真の中に、1等星以上の明るい星が7個あります。シリウスの少し南に、マイナス0.7等星の、シリウスに次ぐ明るい星カノープスがあります。我が家の裏庭からは、南の低い山が邪魔になって見えませんが、薩摩半島の南の海岸線に行くと、とてもよく見えるそうです。それだけではなく、みなみじゅうじ座のγ(ガンマー)星が見えると、枕崎天文台のNさんに教えてもらいました。

 冬の星座には、8個の1等星以上の明るい星があります。それに、オリオン座の東側を、冬の天の川が流れているので、夏と同じほど賑やかな星空です。それでも、もう3月も終わりかけているので、夜中過ぎれば、冬のダイヤモンドも東シナ海の波の向こうに沈んでいきます。

 まあ、そういうことで、コーヒーのお替りを飲みながら、もう一度夜空を眺めてみます。

データ/キャノンKissX8i・シグマ11~20ミリ・F2.8・ISO1600・f5.6・35秒・2018年3月6日21時20分頃

 

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2018年3月19日 (月)

ふたご座のM35

M35blog_2 3年前の今日、3月19日は、星ブログを開設し、初めて記事をUPした日です。3年が長かったのか、短かったのか、よく分からない感じです。それでも、少しだけ記念すべき日になるのかも、です。

 Blogを開設してから、撮影、画像処理、文章を書くことなどが日常的な作業となりました。毎日、毎週、毎月のリズムができて、結構楽しいのかな、と思っています。それよりも、寒い夜も野外活動をして、暑い夏の夜も蚊に刺されながら観察作業することが、何故か子供心のように、好奇心を刺激する、そんな感じもします。

 ところで、写真は、ふたご座のひとりカストルの足元にある、肉眼で確認できる散開星団M35です。いろいろな色の星が集まっているようです。青白い恒星も多いので、結構若い星の集団かも知れません。M35のすぐ近くに、星が密集している領域があります。これが、NGC2158と呼ばれる球状星団です。口径が少し小さめの望遠鏡なので、星が充分に分離できていません。M35とNGC2158はすぐ隣という訳ではなく、球状星団NGC2158が、M35より5倍程、遠い距離にあります。散開星団と球状星団の組み合わせも見応えがあります。

 冬の星座も、夜の10時頃になると、子午線を越えてすべて西空に傾いていきます。春の星座が、次々と空高く昇ってくるんですね。夜空は、もうすっかり、春の星々です。

データ/ビクセンGP2・ES102ED・キャノンKissX8i・ISO1600・70秒・2018年3月17日21時頃

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2018年3月12日 (月)

うさぎ座

Blog_2 3月上旬の21時頃、オリオン座が子午線を越えて、西空に移動していきます。オリオン座の明るい星々の少し南の空に、小さな星座があります。これがうさぎ座です。

 3等星と4等星の暗い星でできているので、ほとんど目立たないのですが、よく晴れた夜空であれば、小さな星座なので、見つけることができるかも、です。4,5倍の低倍率の双眼鏡があれば、こんな時はとても便利なんですが……。

 このうさぎ座も、トレミー(プトレマイオス)の48星座のひとつです。暗い星のつながりをうまく星座にしたものだと、いつもながら感心しています。3等星は、何とか自分の肉眼で見えるのですが、4等星はよほど条件が良くないと見えないのでは、と思います。星座線を書き入れていますが、耳が2本あること以外は、うさぎらしく見えません。星座線を、もう少し工夫した方がいいのでは、と今思っています。

 ところで、写真の中に、R星とメモした星があります。これは、有名な変光星です。別名クリムゾンスターと呼ばれています。5.5等級から11.7等級まで、427日周期で、明るさが100倍以上も変化する恒星です。このR星のすぐ隣の暗い星が7等星であることを考えれば、今の季節、このR星は、5等級から6等級の明るさのようです。偶然ですが、今、いちばん明るくなっているのかも知れません。

 この日は、裏庭の後ろの2メートル程高い場所から、撮影しました。時々この場所で観察するのですが、周囲は雑草だらけです。さらにその上の坂道を登っていくと墓場があるんですが、墓地に行く分かれ道には暗い水銀灯が灯っていまして、それがまたクセモノなんですね……(詳しくは、またいつの日か)。足元は真っ暗で、何となく落ち着かない場所のような気もします。時々、ガサガサと藪を通り抜ける音や、猫ではない動物の鳴き声がすぐ近くから聞こえてきたりしますので、こちらも夜行性動物になったような気でいます。緊張感90%で、生きている感触です、不思議ですが……。

データ/ビクセンGP2ガイドパック・シグマ11~20ミリ・F2.8・キャノン60D(改造)・ISO1600・f4・30秒・数コマ合成・2018年3月9日21時30分頃

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2018年3月 4日 (日)

満月の夜

Img_1961blog_2 3月2日。夕方まで、雲の多い空でした。部屋の中で、写真データを整理していました。22時近くなって、窓を開けて夜空を眺めると……。エー…エー…、と不思議な明るさに驚きました。外に出て、周囲を見回すと、どこもかしこも、ほんのり明るくなっているでは……。まるで、トレペを空一面張りめぐらしたスタジオのようでした。その中心の天井に、満月のライトが非常に明るく輝いているのでした。

 とても珍しい(自分としては)光景でした。という訳で、すぐカメラをセットして十数コマ撮影しました。次から次に、白い雲がゆっくり流れてくるのです。流氷のように(実物は、一度も見ていないのですが)大海の中を流れ続けている感じでした。こういう風景も、地上から眺めると、やっぱり宇宙なんですね。昔の人も、多分そう考えたのでは、と思います。時が経つのも忘れるような光景でした。

 雲について、いろいろ調べてみました。この雲は、高積雲(こうせきうん)と呼ばれている雲のようです、別名ヒツジ雲と呼ばれています。2000mから7000mの上空にできる氷ではなく、水の粒でできた雲らしいです。やや分厚いところがあり……なんて書かれているので確かめると、事実薄暗い影が見えます。高積雲で決まりです。

 ところで、この高積雲は、雨の前兆だと書かれています。よく当たっています。翌日の土曜日は早朝から雨で、一日中雨でした。結構面白い体験をさせてもらって、楽しい時間でした。気分がいい時は、サントリーの〈香る〉エールで乾杯です……

データ/キャノンKissX7i・シグマ11~20・11ミリF2.8・ISO800・f4オート・2018年3月2日22時頃

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2018年3月 2日 (金)

コペルニクスクレーター

New2blog 2月の24日と26日に、月面の拡大撮影に挑戦しました。アイピースを使っての撮影は、あまり経験がないので、四苦八苦しました。24日の撮影は、すべて失敗でした。ピンボケと大気の状態がとても悪かったのが原因です。

 写真は、26日に撮影したものです。月齢10.2の月面です。日が昇った昼前のコペルニクスクレーターと朝日が射しているケプラークレーターがいい感じで並んでいたので、シャッターを切りました。

 この周辺は、デコボコしていない平原のように見えますが、結構起伏があって、車で簡単に走れるところではないようです。カルパティア山脈という名前もついていますが、この山脈は、長さ360km、高さは800mから2000m程だそうです。そんなふうには見えませんが……。月面をいろいろと想像しながら眺めるのも、楽しいものです。

 写真は、8インチのシュミカセに20ミリのアイピースをつけて拡大したものです。トリミングしていますが、実際は2.5倍程度の拡大です。APSサイズなので、焦点距離7500ミリ程度かな、と思います。

 8インチサイズでは、この辺りが限界ですね。液晶画面でのピント合わせがとても大変だと、わかりました。乱視が少し進んでいるのも、ひとつの理由です。という訳ではないのですが、先週新しい眼鏡を注文しました。来週には、出来上がるのでは……。

 宇宙の中で地表が見えるというのは、とても貴重なんですね。また近いうちに、月面の拡大撮影を試してみます。

データ/セレストロン8インチシュミカセ・20ミリアイピースで拡大・ISO1600・EOS-M5・200分の1秒・トリミング・2018年2月26日19時50分頃

 


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