ふたご座のM35
3年前の今日、3月19日は、星ブログを開設し、初めて記事をUPした日です。3年が長かったのか、短かったのか、よく分からない感じです。それでも、少しだけ記念すべき日になるのかも、です。
Blogを開設してから、撮影、画像処理、文章を書くことなどが日常的な作業となりました。毎日、毎週、毎月のリズムができて、結構楽しいのかな、と思っています。それよりも、寒い夜も野外活動をして、暑い夏の夜も蚊に刺されながら観察作業することが、何故か子供心のように、好奇心を刺激する、そんな感じもします。
ところで、写真は、ふたご座のひとりカストルの足元にある、肉眼で確認できる散開星団M35です。いろいろな色の星が集まっているようです。青白い恒星も多いので、結構若い星の集団かも知れません。M35のすぐ近くに、星が密集している領域があります。これが、NGC2158と呼ばれる球状星団です。口径が少し小さめの望遠鏡なので、星が充分に分離できていません。M35とNGC2158はすぐ隣という訳ではなく、球状星団NGC2158が、M35より5倍程、遠い距離にあります。散開星団と球状星団の組み合わせも見応えがあります。
冬の星座も、夜の10時頃になると、子午線を越えてすべて西空に傾いていきます。春の星座が、次々と空高く昇ってくるんですね。夜空は、もうすっかり、春の星々です。
データ/ビクセンGP2・ES102ED・キャノンKissX8i・ISO1600・70秒・2018年3月17日21時頃
| 固定リンク
« うさぎ座 | トップページ | 冬のダイヤモンド »
「趣味」カテゴリの記事
- アンドロメダ座のM31(2023.12.07)
- ペルセウス座の二重星団(2023.11.30)
- カシオペヤ座とその周辺(2023.11.23)
- ケフェウス座の散光星雲IC1396(2023.11.16)
- ペガスス座周辺(2023.11.09)
コメント