冬のダイヤモンド
さっき庭に出て夜空を眺めると、南南西の空に、上弦前の月が昇っていました。その周囲には、明るい星がたくさん輝いています。月の明るさに負けず、とても明るい星々です。
写真は、冬のダイヤモンドと言われている星のつながりです。7個の星を結んでいますが、ふたご座の2つの星を結んでいるので、六角形になっていません。ふたご座のα星はカストルで、β星がポルックスなんですね。でも明るいのはβ星ポルックスですが、カストルも準1等星の扱いで、つなげています。
写真のちょうど中央に、今夜の月があります。とても見応えのある夜空です。この写真の中に、1等星以上の明るい星が7個あります。シリウスの少し南に、マイナス0.7等星の、シリウスに次ぐ明るい星カノープスがあります。我が家の裏庭からは、南の低い山が邪魔になって見えませんが、薩摩半島の南の海岸線に行くと、とてもよく見えるそうです。それだけではなく、みなみじゅうじ座のγ(ガンマー)星が見えると、枕崎天文台のNさんに教えてもらいました。
冬の星座には、8個の1等星以上の明るい星があります。それに、オリオン座の東側を、冬の天の川が流れているので、夏と同じほど賑やかな星空です。それでも、もう3月も終わりかけているので、夜中過ぎれば、冬のダイヤモンドも東シナ海の波の向こうに沈んでいきます。
まあ、そういうことで、コーヒーのお替りを飲みながら、もう一度夜空を眺めてみます。
データ/キャノンKissX8i・シグマ11~20ミリ・F2.8・ISO1600・f5.6・35秒・2018年3月6日21時20分頃
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