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2018年4月の5件の記事

2018年4月26日 (木)

おおぐま座としし座

Blog さっきまで、月齢10.0の月を双眼鏡で眺めたり、撮影したりしていました。薄雲が流れてきたので、今夜の観望は終わりにしました。このところ水蒸気が多くて、夜空の状態はイマイチです。薩摩半島も少しだけ夏に近づいています。鹿児島県では、あちこちで海開きです。コバルトブルーの海で、小学生たちが遊ぶ姿がテレビニュースになっていました。今年は、3週間ほど早く夏が来るのかも、です。

 星空も、夏が近いことを教えてくれます。夜の9時頃には、しし座が天頂付近に昇ります。その北側には、おおぐま座が天高く昇っています。2つの星座を眺めるのは、大変です。大地に寝そべって眺めるのが、いちばんかな、と思います。という訳で、この夏には、テントを買って、裏庭でキャンプをするというヒソカナ夢を思いつきました。実現するかどうかはわかりませんが……。夜には、アナグマやタヌキがやってくるし、イノシシや他の野生動物がいっぱいいるので、少々問題点ありです。

 写真は、しし座とおおぐま座の全景です。1等星は、しし座のレグルスだけです。このレグルスもとても暗い1等星なので、あまり目立たないんですね。以前住んでいた神戸では、おおぐま座もしし座も、一度も見たことがありません。ここ薩摩半島では、一年中天の川が見えるんですが……。

データ/ビクセンGP2ガイドパック・KissX8i・トキナー11~20F2.8・ISO1600・f4.5・15秒・20コマ合成・2018年4月.3日21時40分頃

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2018年4月20日 (金)

月の地球照

20blog 月齢2.0の地球照を撮影しました。月齢2.0のときは、日没後、月が沈むまで2時間余りしかないので、少しだけ忙しい撮影でした。というのも、日没後の空は結構明るくて、2日月がはっきり見えるまで、1時間ほどかかります。それまで、空はなかなか暗くならないので、撮影のタイミングがちょっとだけ難しんですね。この日は、月の西4,5度のところに金星も輝いていました。月と金星のコマも撮影しました。

 月の地球照も、結構明るいということがわかります。太陽からの光が地球で反射して、その光が月面に到着して、それが、また地球に反射した光を見ることになるのですが……38万キロの宇宙の神秘ですね。

 月面の夜の部分が、結構はっきり見えます。月は地球に同じ側を向けているので、あの月面の中心あたりに、もしも知的生命体が空を眺めていたら、どんな風景なのか、想像してみたくなります。月面では、2週間が夜なんですね。大気がないので、夜空は真っ暗で、その真っ暗な空の中に明るい地球という惑星が輝いています。それも、同じ場所で地球という惑星が満ち欠けをしているのを眺めるんですね。その輝きは、地球から見る満月の明るさの70倍以上明るいそうです。それだけ明るいのであれば、それなりの仕事も、読書もできそうな感じもします。まあ、適当な環境が揃えばの話ですが……。

データ/ビクセンGP2・ビクセンED80sf・EOSKissX8i・ISO800・4秒・2018年4月18日19時50分頃

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2018年4月13日 (金)

おおぐま座のM81

M81blogaaaa 薩摩半島では、4月に入ってから夏のような気温です。毎日25度を超えるような、まるで初夏の陽気です。森では、春ゼミが鳴き始めました。3週間ほど、早めの夏の始まりかも知れません。

 おかげで、夜に外に出るのが気持ちよくなりました。まだ蚊もいないし、変な虫も飛んできません。少し水蒸気が多めなのが、気になりますが……。冷たいコーヒーがおいしくなります。

 写真は、おおぐま座の渦巻き銀河M81です。今週は、この銀河を3日間撮影しました。そのうち、1日だけ何とかうまくいったかな、という感じです。その日も、小さな雲が次から次にやってきて、そのたびに、作業は中断です。おまけに旅客機の通り道なので、気を使います。夜8時ごろから10時ごろまでに、20機以上が上空を通過していきます。南西諸島、沖縄、東南アジア行きなんでしょうが、とても頻繁です。

 ところで、この渦巻き銀河は、結構大きくて美しい形をしています。もう少し露出をかけてもいいのかな、という感じもします。中心部はとても明るく、2本の腕も何とか確認できます。口径10センチ以上の大型双眼鏡で見れば、迫力があるかも知れません。この写真では、上方向が北極星の方向です。このM81銀河のすぐ北に、M82という特異な銀河があります。他の銀河の影響をまともに受けて、爆発し続けている銀河です。まあ、それは、次の課題にします。

データ/ビクセンSX2・8インチセレストロンシュミカセ・EOSKissX8i・ISO1600・100秒・2018年4月8日20時50分頃

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2018年4月 6日 (金)

かに座のプレセぺ星団

Blog このところ、薩摩半島は暖かいというより暑い日が続いていて、車のエアコンもとっくに使っています。今日は少しひんやりですが、来週からは、また夏のような暑さになるようです。4月の上旬と言えば、夕方はまだまだ肌寒いんですが、この1週間ほど、夕涼みという感じで、外はとても気持ちの良い気温です。

 日が暮れると、春の星座が次々と昇ってきます。しし座、おとめ座、おおぐま座などですが、どの星座も、特別に明るい星のつながりはありません。春の夜空で目立つのは、全天で4番目に明るい、うしかい座のアークトゥールスだけかも知れません。春の夜空には、3個の1等星があります。もう2つは、おとめ座のスピカとしし座のレグルスです。ただ、それ以外に、明るい星の並びがないので、少しさびしい感じの、春の星空です。

 その中でも、かに座には明るい星はありません。かに座は、4月上旬の21時頃、天頂付近に昇ります。3等級以下の暗い星が多いので、肉眼で見つけるのは、結構大変です。ところが、画像中央、かにの甲羅にあたる部分に星の集団があります。この部分だけ、肉眼でぼんやりと見えるので、かに座の位置がわかります。この星の集団を、M44プレセペ星団と呼んでいます。100個ほどの恒星が集まっている散開星団です。もうひとつ、やや南の部分に、M67という名前の付いた散開星団がありますが、この星団は暗いので、双眼鏡でも見つけるのはとても大変です。

 Mの付いた天体をメシエ天体と言います。シャルル・メシエが観測してまとめた天体カタログです。250年ほど昔のことですが、口径が5センチほどの望遠鏡で、よくもこれほどまでに詳しく観測したものだと、いまだに感心しています。

データ/ビクセンGP2ガイドパック・シグマ50ミリF1.4・キャノンKissX8i・f4.5・35秒・15コマ合成・2018年4月2日20時20分頃

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2018年4月 1日 (日)

月面 晴れの海と静かの海

New3blog_3  4月1日の23時現在、月齢14.6の月が、南東の空高く昇っています。やや黄色っぽく、まるでソフトフィルターをかけたような感じです。このところ、PM2・5の数値が高いので、空は白っぽく霞んでいます。もう少しすっきりした春の夜空が見たいですね。

 今年の1月から、月面の拡大撮影の練習をしています。練習と言っても、ピンの合わせ方の訓練ですが、大気の状態をもろに受けます。双眼鏡で眺めて大丈夫だと思っても、観察・撮影となるとまた別です。水蒸気や風の状態によって、大気の環境は大きく変わってしまうんですね。

 写真は、3月に撮影した、晴れの海と静かの海です。この日は、シーイングも5段階の4だったので、何とかクレーターの詳細も切り撮れたのでは、と思います。クレーターの名前には、天文学者や自然科学者の名前がついていますが、晴れの海に、ベッセルというクレーターを見つけました。ベッセル…?ベッセル……?。思えば、何十年か前の懐かしい余韻でした。ベッセルという名前を思い出しました。卒論・研究発表の過程で、ベッセルの不等式(古典の領域)を証明・検証したのでした。確率関数になぜ必要だったのかは、忘れてしまいました。ベッセルの不等式……、とても懐かしい響きです。

 毎日、教えられ、刺激されています。今夜は、黒ビールでベッセルクレーターに乾杯です。

データ/ビクセンGP2・8インチシュミカセ・EOSM5・25ミリアイピース・ISO1600・20分の1・20コマ合成・2018年3月23日20時30分

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