りょうけん座M51
この春、久し振りにM51を撮影・観察しました。ブログを始めた3年前に一度観察したことがありました。その時のM51の写真は、星の写真展にも展示しましたが、その時よりもはるかにいい出来かな、と思います。多分、空の状態が少しは良かったのでしょう。
このM51は、りょうけん座にあるのですが、りょうけん座自体がとても分かりにくいんですね。という訳で、星図を頼りに探す人は、北斗七星のひしゃくのいちばん先のη(イータ)星をもとに、見つけているようです。その方法だと、結構楽に見つけることができます。
M51は、別名子持ち銀河と呼ばれています。この銀河は渦巻銀河ですが、1本の腕に小さな銀河がぶら下がっている、という感じです。その形がとてもユニークなので、有名になったようです。互いの重力が影響し合っていて、つながりの領域では、多分たくさんの星が生まれているのでは、と思います。双眼鏡でも観察はできますが、明るさが9等級なので、大口径でないと難しいかも知れません。
我が家の裏庭は、北東から東の方角が、街明りで星空の状態があまり良くありません。5月下旬ごろになると、北斗七星も西側に移動するので、もっと空の状態が良くなると思います。その時に、もう一度M51を眺めてみます。
薩摩地方は、昨日から天気が下り坂でした。今朝は雷で起こされて、一日中雨でした。明日から、吹上浜の砂の祭典が始まります。南さつま市の一大イベントで、巨大な砂像と花火を楽しみにして、毎年出かけています。明日からは天気がよさそうなので、今年も、ライトアップした砂像と星空を眺めてきます。という訳で、アイスコーヒーで一休みです……。
データ/ビクセンGP2・8インチシュミカセ・ISO1600・90秒・15コマ合成・KissX8i・2018年4月19日21時50分
| 固定リンク
「趣味」カテゴリの記事
- アンドロメダ座のM31(2023.12.07)
- ペルセウス座の二重星団(2023.11.30)
- カシオペヤ座とその周辺(2023.11.23)
- ケフェウス座の散光星雲IC1396(2023.11.16)
- ペガスス座周辺(2023.11.09)
コメント