8月の南天
迷走台風12号の影響で、南九州は、この5日間、雨と曇りの日が続いていました。8月に入って、久し振りに星空を見ました。この日も、夕方まで雲が多かったのですが、8時ごろからやっと南天の星空が見えてきました。
薩摩半島の片田舎なんですが、夜10時ごろまでは、街明りが結構明るいんですね。ほとんどが街灯の明るさです。家々の明りはほとんど目立ちませんが、夜遅くには水銀灯は消えて真っ暗なんですが、それまでは水銀灯の華やかさはすごいんですね。これが、都会なら、星空を照らして、夜中も星がほとんど見えないのではと思います。以前住んでいた神戸の街がそうでしたから……。
この日は、惑星観察でした。もう少し早ければ、西空に金星が見えていたのですが、21時前に沈んでしまいました。南天の星空は、水蒸気が多いんですが、結構くっきり見えていました。てんびん座に木星、いて座に土星、やぎ座の西端に火星が見えました。火星が、いちばん明るいような印象でした。8月中は、マイナス2等級なので、まだまだ赤く輝いているはずです。もうひとつ明るい星と言えば、さそり座のアンタレスかな……。双眼鏡で星覗きをしながら、楽しい星散歩でした。この夏は、土星と火星の拡大写真に挑戦しようと思っているのですが、空の状態と自分の力量が問われているので、果たしてどうなることか……。
撮影場所は、我が家の裏庭の少し高くなっているところです。時々、このポイントから撮影をするのですが、夜が更けると、とてもとても怖い場所なんですね。という訳で、異常に蒸し暑いので、冷たいYEBISUビールを頂きます。
データ/ビクセンGP2ガイドパック・シグマ11~20ミリ・EOSKissX8i・F4・ISO1600・25秒・2018年8月1日21時40分頃
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