さそり座のM7,M6
8月上旬の頃、南の空には、さそり座といて座が見えます。この日は、どういう訳は、星空がきれいでした。水蒸気は多めでしたが、雲の少ない星空でした。
この夏は、異常気象も、半端なしですね。今月7個目の台風が発生しています。薩摩半島も、このところ毎日雨が降ります。東日本や北海道は連日大雨のようで、猛暑日から一転して前線に伴う大荒れの天気のようですね。世界的に、異常気象が続いています。おまけに、あちこちで地震や火山噴火です。地球規模の大変動かも、です。
そういえば、北極海沿岸でも気温が30度を超えたそうですね。「THE DAY AFTER TOMORROW」という映画を思い出しました。異常気象が続いて、ついに、9千数百年振りの氷河期がやってくるという映画でしたが、地球の温暖化が次の氷河期を招く、と言われているので、何となく不吉ですね。来年がもっと異常気象ならば、と……。いろいろ推測してしまいます。
写真に話を戻します。さそり座の尻尾の近くにあるM7・M6は、散開星団です。M7は、明るさが3等級なので、肉眼でもうっすらと雲のように見えます。M7,M6は、青白く輝いているので、若い星々の集まりのようです。この領域は、天の川銀河の中心付近周辺なので、星の多さは特別です。双眼鏡で眺めても、星がびっしりつながっていて、まるで河や海の水のように見えます。いつ眺めても、星の密集度には驚かされます。
こんな星のひとつが、太陽です。その周りを公転している小さなゴミのような存在が、地球なんですね。いやー……、宇宙はとても不思議です。美しいんですが、得体のしれないものかも、です。いやー……、人間も得体のしれないものなのかも、ですね。まあ、そういう訳で、YEBISUビールを飲みながら、南中している火星を眺めてきます……。
データ/ビクセンGP2・ボーグ55FL・KissX8i・ISO1600・45秒・2018年8月2日20時50分
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