月齢9.0の月と火星
さっきまで、外で月を眺めていました。晴れてはいるんですが、北西から次から次に雲が流れてきて、月に照らされていました。その光景も結構グーなんですが、赤道儀を出すというほど期待できないので、ポータブルなGP2ガイドパックを玄関先に出しました。これなら軽量だし、扱いもとても簡単なので、ちょっとした撮影によく使っています。
そんな訳で、180ミリマクロレンズで月と月の南東にある火星を撮影することにしました。データを調べてみると、23時過ぎがいちばん近づくようなんですが、まあ大した違いはないので、撮影を始めました。
月の明るさに比べて、火星の暗いこと暗いこと。それでも、火星はまだマイナス1等星ほどの明るさです。秋の星空では、最も明るい光です。月も上弦を過ぎると急に明るくなるんですね。流れる雲の形も山の稜線もくっきりしていました。月が明るすぎるので、少し手を加えて処理しています。ちょうど撮影時が南中時刻だったようです。月と火星は、2度近く離れているのかな、という感じです。
今年は、火星のUPを撮影する予定でした。4,5回挑戦したのですが、砂嵐なんでしょうか、ぼんやり黄色く赤っぽく、輪郭が見えるだけでした。おまけに、地球の大気もいまいちのようでした。2年後にまた接近するので、その時また挑戦してみます。
ところで、撮影中に、何かが足元を駆け抜けていきました。あれは何だったのか?、です。
データ/ビクセンGP2ガイドパック・キャノンEOSM5・タムロン180ミリマクロ・F5.6・100分の一秒・2018年10月18日19時50分頃
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