小湊(こみなと)漁港の星空
我が家から歩いて5分もかからない、小湊漁港です。つい最近(何十年か前)までは、小湊村でした。高度経済成長期には、3千人以上の人が住んでいたようです。今はといえば、9百人以上なのか、9百人未満なのか、詳しいことは知らないのですが、少なくとも急速に人口減になっている集落です。全国、至るところにある過疎集落のひとつです。高齢化も進んでいて、近い将来、子供の姿も消えてしまうのは確かです。過疎化が進めば、新しい側面も再発見できます。大自然がよみがえるんですね。大気汚染や海水の汚染はありますが、見た目はある時点まで過去の情景に戻るのでは、と思います。
夜の20時頃の小湊漁港の夜景です。まだ水銀灯や作業場の明かりが灯っていますが、夜中には、多分闇のような空間なのでしょう。東シナ海に面していて、航路がないので、夜の海は真っ暗です。明かりといえば、月と星明りだけです。以前住んでいた神戸で見る星の数の、多分1000倍ほどの星が見えるような気がします。年中天の川も見えるし、暗い4等星の星も見えたりします。おまけに、星々の光が明るいんですね。まあ、そんな訳で、星見をする人、釣りをする人、野鳥観察をする人には、とても適した地域のようです。
海に突き出た山は、高さ20メートルほどの岩で、赤い光は、突堤の小さな常備灯です。左側の明かりは、チリメン工場です。この写真の正面が西方向です。右側の隅っこに、海に沈みかけた北斗七星も映っています。漁船が映っていませんが、船溜まりは、撮影者の真後ろにあります。夜の漁船も、郷愁を感じさせる眺めなんですね。これから冬に向かうのですが、夜の眺めを、いろいろと撮影してみます。
涼しい秋になりましたので、YEBISUビールも今日から常温でいただくことにします。
データ/キャノンKissX8i・トキナー11~20ミリ・F3.5・20秒・2018年9月10日20時30分頃
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