星の流れ、時の流れ
星が東から西に流れていく、星の軌跡です。こういう写真も時々撮影するのですが、地球が動いていることを、きわめて高い信頼度で教えてくれます。星の軌跡は、同時に時間の流れでもあるのでしょう。とても単純なことですが、非常に深い何かを感じてしまいます。
撮影はとても簡単なので、最近よく目にする写真です。撮影タイム、インターバル、枚数をセットすれば、後はカメラが勝手にやってくれます。地上の風景を入れれば、結構面白いというか、いい感じの写真になります。大都会の星の軌跡写真も、よく見かけます。撮影後は、比較明合成という方法で、合成すればいいので、とても楽です。
この写真の撮影時間は1コマ60秒ほどで、80コマ以上を合成して繋げています。夜空が明るい都会なら、60秒も露出すると、真っ白になって写真どころではありません。とても明るい都市部であれば、この写真と同じ条件で撮影するなら、撮影時間は多分1コマ3,4秒ぐらいでは,と思います。まあ、考えれば、田舎の夜がどれほど暗い闇なのか、星の光がどれほど明るいか、を教えてくれます。
という訳で、今夜は暖かいエスプレッソで休憩タイムです。
データ/キャノンEOSM5・トキナー11~20ミリ・ISO1600・F5.6・60秒・80コマ以上・2018年11月5日21時40分頃
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)