秋の天の川
秋の天の川、というタイトルを付けたんですが、秋というよりも初冬という感じかもしれません。撮影日は、11月11日です。薩摩半島では、夜でもまだ暖かい頃です。写真は、北北西方向の21時過ぎの星空です。
夏の大三角が、まだ西空に見えますが、天頂付近の星空は、明るい星が少ない秋の空で、少し寂しい感じです。それでも、北から西方向の空には、天の川が残っていて、結構賑やかな夜空です。ちょうど北極星の上(南)には、カシオペア座が見え、さらにその(上)南には、アンドロメダ座が見えます。アンドロメダ星雲M31も肉眼で小さな雲のように見え、とてもいい感じです。カシオペア座の西隣りには、ケフェウス座も見えるんですが、広角レンズの画像では、暗すぎて確認できません。
鹿児島の田舎では、一年中天の川を見ることができます。こちらに引っ越してきて、いちばん驚いたのが、そのことでした。冬になっても、天の川がオリオン座の東側を流れているのを、何とか確認できます。足元さえ真っ暗な、田舎の良さかもしれません。
今日は、満月です。大気が乾燥しているので、特別に明るい満月が、開け放した窓からよく見えます。こんな夜には、遠い山の稜線がとてもくっきり見えるんですね……。
データ/EOSM5・トキナー11~20ミリ・ISO1600・11ミリ・F4・35秒・2018年11月11日21時40頃
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