オリオン座
九州南部も、今夜から弱い寒気が入り込むという天気予報でしたが、まだまだそんな感じはしません。ただ、風が少し強くなったかな、という気はします。この冬は暖冬という予想でしたが、結構当たっているのでは、と思います。この1月も、暖かい日には、車のエアコンを入れたことも何度かありました。東北・北海道では吹雪だというのに、薩摩半島では、この10日ほどポカポカの陽気でした。日本列島も、考えてみればとても広いんですね。
写真は、オリオン座です。星座線を入れると、星座の形がとてもよく分かります。冬の星座の中で、いちばん目立つ星座です。一等星を2個持つ星座は、オリオン座だけでは、と思います。おまけに2等星3個が、きれいに等間隔で並んでいるのも、とても珍しいんですね。
オリオン座は、ギリシャ神話に登場する狩人オリオンの姿を星座にしたものです。右手にこん棒を持ち、左手にライオンの皮を持っているらしいのですが、詳しいことは分かりません。3つ星のところが腰のベルトだという説や、腰に差した剣だという説もあります。本当のところは分かりませんが、分からない方が想像力を刺激して、現代人にはいいのかも知れません。
このオリオン座の隣には、猟犬の大犬、子犬がいますので、古代の人の演出・配慮が感じられます。さすがです。1月の下旬、オリオン座は21時頃南中します。オリオン座の周辺は、明るい星座、おうし座、ぎょしゃ座、ふた座、おおいぬ座、こいぬ座があって、おまけに、冬の天の川が流れているので、とても賑やかです。寒くなければ、星見をする人間にとって、とても良い眺めなんですが……。
データ/ケンコースカイメモS・シグマ30ミリ・KissX8i・ISO1600・F4.5・20秒・2018年12月27日20時30分頃
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