かに座のM44プレセペ星団

ところで、画像は、かに座のM44プレセペ星団と呼ばれている散開星団です。四角形の中にある星の集団で、雲のような感じに見えるようです。この四角形は、かにの胴体のようです。満月よりはるかに大きいんですが、明るい星がないので、肉眼では少し無理な感じです。一度だけ見えたことがありました。明るさが、3.4等級なので見えてもいいんですが、なかなか難しいんですね。写真では、15個ほどの星が確認できます。でも実際は600個ほどの星の集団だそうです。このプレセペ星団というのは、紀元前100年頃から知られているようです。古代の人は視力がとてもよかったのか、大気が異常に澄んでいたのかは分かりませんが、とても驚きです。
このかに座が、春の星座のトップバッターです。すぐ西側には、夏の星座ふたご座があり、東側には春を代表するしし座があります。春の星座には、明るい星がとても少ないのですが、まあ、それなりに楽しめるかな、と思っています。
ところで、さっきまで裏庭で、星座の写真を撮影していたのですが、雲がどんどん流れ始めたので、引き上げました。変わりやすい春の夜空ですね。薩摩半島はまだまだ寒い、3月下旬です。春は少しだけ先のようです。
まあこんな感じで、画像の隣に、文字列を挿入することができません。なんで、なんでって言いたいところなんですが、もう少し様子を見ます。1行開けることもできないんですね……。
データ/ビクセンGP2・ボーグ55FL・KissX8i・ソフトフィルター使用・ISO800・40秒・23コマ合成・2019年3月12日20時頃
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