春の星々
時々、いつものように、星の軌跡を写真に撮ります。季節によって、印象が少しだけ違うような気がします。それにしても、薩摩半島の田舎の星空の暗さは、画像にするととてもよく分かります。それは、春は明るい星も少ないし、暗い星もとても少ないんですが、写真にすると、とてもたくさんの星が映り込むからです。天頂付近に、いやーこんなに星があったかな……なんて、結構な驚きです。露出時間は70秒ですが、バックの空自体はとても暗いんですね。都会では、感度1600にして、露出時間15秒ほどで、真っ白に飽和してしまうのでは、と思います。
まあそれはそれとして、近景に少しだけモノを入れると、それらしくなります。木々が少しだけ赤っぽく映っているのは、赤いライトを3,4秒照らしただけです。この赤いライトは、星見の人はいつも携帯していますので、使い方によっては、とても便利なものです。赤い光を目にしても、すぐに元の暗さに慣れるからです。おまけに他の人にあまり迷惑をかけないようで、星見の人の必需品です。暗いところでは赤色は目に優しく、明るいところでは緑色は目に優しいと言われています。
ところで、今は梅雨の時期なので、くっきりとした星空は望めませんが、3,4週間もすれば、また夏空がやってきます。それを楽しみに、いろいろと予定というか計画を立てているところです。まだまだ知らないことが多すぎるので、毎日学習という感じもします。学生気分に戻ったような気がして……楽しいのかも、です。という訳で、コーヒータイムにします、です。
データ/トキナー11~20ミリF2.8・EOSKissX8i・ISO1600・f5.6・70秒・55コマ・比較明合成・2019年5月21日22時頃
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