夜のテント事始め
初めてのテントでした。7月に購入したのですが、台風襲来のため、おまけに曇り空のため、なかなかテント開きができませんでした。やっと今週テント事始めとなりました。何となくオートキャンプ場の雰囲気?……?。いやいやそんなシャレたところではなく、ここは自宅の裏庭です。ちょうど北極星を眺めることができるので、いちばんの場所です。車が映っているのでキャンプ場の雰囲気みたいで、いい感じかなと思うのですが……。車を裏庭に入れるために、通路の木の枝を少しだけ切って、通れるようにしました。田舎だからできることですね。
ところで、今風のテントはとても簡単なんですね。知りませんでした。テントを開くのに20秒、たたむのに50秒ほどでできました。これほどまでに簡単だとは……。このテント、DODというメーカーなのですが、老舗なのか輸入メーカーなのか、知りません。とにかくとても簡単にできたので、ゆっくり時間がありました。しかし、少しだけ気になったのは、テントも内部は暑いんですね。真夏の無風の夜は、ちょっと無理な感じもします。風の出入り口が三ヶ所もあるのは、風通しを良くするためなんでしょう。こんな感じだとすると、薩摩半島では秋から冬といった季節のイメージですね。10月から12月の頃が、最適かも知れません。車にテントと食料を積み込めば、キャンプ場で夜を過ごせるということが分かりました。
この夜は、テントのある風景だけを撮影する予定でした。いろいろ撮影の設定、テント内の明るさ、三脚や車の位置、椅子や小さなテーブルの配置とか考えながら、カメラマン兼アートディレクターです。試し撮りしながら、結構忙しい時間でした。アートディレクターの個性あるいろいろな声が聞こえてくるような、そんな感じでした。これが実際のロケなら大変です。真夏の蒸し暑い夜の中、風も吹かない庭の中で、汗を流しながらドタバタしているんでしょうから……。
まあ、実際はドタバタしながら撮影しましたが、救いは、空いっぱいに星が見えたことです。テントの撮影が終わった後、少しだけ天の川を撮影できました。ちょうど北斗七星が、木々の向こうに沈むところでした。もうすぐ9月ですから、ペルセウス座が北東の空に昇りかけているのでしょう。
データ/EOSKissX8i・トキナー11~20ミリF2.8・ISO1600・11ミリ・F3.5・10秒・2019年8月21日20時40分
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