とかげ座
秋の星座のトップなんですが、小さなかわいい星座です。暗い星ばかりでできている、肉眼ではなかなか確認できない星座で、画像にしてみても明るい星を探すのに苦労します。はくちょう座のすぐ東側にあるのですが、4等星、5等星の星ばかりのようです。古代ギリシャの人々も見逃したのでしょうか……。視力がとてもよかったので、別の理由があるのでしょう。はくちょう座の近くにある、同じく小さな星座のいるか座は、トレミーの48星座に入っています。明るさのわずかな差でそうなったのかも、と推測しています。
ところで、とかげ座は、17世紀に作られた星座です。双眼鏡があれば、暗い星がジグザグに並んでいるので、何とか探すことができます。写真では、左方向が天の北極方向です。写真で見る限り青白い星が多いので、若い星でできている星座のようです。左にとかげの頭があって、右の方が尻尾なんでしょう。でも、ボーデの星絵図を見ると、どう考えても哺乳類のイタチかネズミのような感じですが、本当にとかげなんでしょうか。おまけに、このとかげ座の星座線が、星座本によっても、結び方も違えば、形が全然違うんですね。そういう訳で、自分好みの星座線で結んでいます。自由でいいのかも、です。
このところ、曇りの夜空が続いています。今夜もそうですが、明日は晴れるのでは、なんて予想しています。秋雨前線が北上していますので、ここ薩摩半島ではムシムシの夏日でした。まだまだ車のエアコンが必要です。5月から10月まで、季節は夏から夏という薩摩半島です。という訳で、高千穂牧場のカフェ・オ・レで休憩タイムにします。
データ/ビクセンGP2ガイドパック・ソニーα6000・50ミリ1.8・ISO1600・F4・25秒・2019年10月7日22時
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