カシオペヤ座の散光星雲IC1805 1848
カシオペヤ座周辺には、散光星雲がたくさんあります。この付近は天の川が流れていて、天の川銀河の周辺部にあたるようです。という訳で、このIC1805とIC1848もそのひとつなんでしょうか。写真の右がIC1805で、左がIC1848です。この散光星雲の撮影は、初めてです。双眼鏡でも見えるそうですが、薩摩半島の田舎の暗い夜空でも見えませんでした。露出具合から見て、相当暗いような印象です。右がハート星雲で、左が胎児星雲と呼ばれているそうですが、そう考えると、そんな気もします。この撮影は自動導入ではないので、探すのにとても苦労しました。露出時間が100秒ほどなのでイマイチなんでしょうか。やはり、ガイド撮影すべきだったかも知れません。それぞれの中心部付近には、散開星団らしき星も見えています。
ところで、この日も我が家の裏庭に二匹のアナグマがやって来て、ソーラーライトの周りを走り回っていました。アナグマにはちょうで気持ちのいい季節なのかも知れません。彼らはどう考えても遊んでいる感じです。間違いなく兄弟でしょう。思えが、近くの小学生が、時々遊ばせてくださいと言ってやってきますので、それを考えるとアナグマの子供たちだと思いますが……。そして、不思議なことに、懐中電灯を彼らに向けなければ人間がいることに気づかないんですね……。それが、とても不思議です。
夜空は、秋真っ盛りです。夜が更けると、冬の星座の、おうし座、ぎょしゃ座、オリオン座などが昇ってきます。どんどん冬が近づいている感じです。また、少しずづ賑やかな夜空になります。という訳で、月齢11.0の月を眺めながら、カフェオレで乾杯します。
データ/ビクセンGP2・ボーグ55FL・EOS60D(改造)・ISO1600・100秒・12コマ合成・2019年10月31日20時50分頃
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