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2020年5月21日 (木)

かみのけ座の散開星団メロッテ111

111blog_20200521194501  春の星空は、明るい星が少なく、ちょっぴり寂しい気がします。それでも、そのおかげで暗い星々もよく見えたりします。このかみのけ座も、そんな感じの星座です。一番明るい星が4等級の星なので、なかなか肉眼で探すのも一苦労です。この星が肉眼で確認できれば、視力がとても良く、大気の状態も最高ということでしょうか……。このかみのけ座のγ(ガンマー)星の南側付近を双眼鏡で眺めると、写真のような星の集団が見えます。これが、散開星団M111です。このMというのは、カタログを編集したイギリスの天文学者フィリベール・ジャック・メロッテに由来しています。20世紀初頭につくられた245個の星団のカタログが、それ以後メロッテカタログと呼ばれています。

 ところで、このメロッテ111は、5,6等星以下の暗い星ばかりですが、10個15個と集まれば、肉眼でもはっきり見ることが出来ます。実際は、30個ほどの星のようですが、肉眼では、もやーっとした雲のように見えます。双眼鏡で眺めると、とても美しい眺めで、ブルーの星々の輝きに感動します。毎年この時期に、この眺めを楽しんでいます。双眼鏡の倍率も5,6倍が一番いい眺めかな、という感じです。冬の星団スバルやおうし座のヒヤデス星団、秋のペルセウス座の二重星団やメロッテ20、そしてこの時期のかに座のプレセペ星団など……散開星団は、双眼鏡で眺めた方がより美しく、臨場感があって、究極のリアリティーがあります。生々しい星の光を肉眼で見ているのだから、そうなんでしょう……。そう考えると、双眼鏡もとても役に立つ貴重な観察道具です。(そういえば、双眼鏡だけで眺めて楽しむ、星Blogもありますね)

 写真は、左方向が天の北極です。かみのけ座が東の空に昇ったときは、こんな感じに見えるはずです。5月下旬21時頃は、ちょうど天頂付近なので、眺めるのがとても大変です。まあ、寝転んで観るしかありません。天気さえよければ、この5月中に、裏庭テントで星を眺める計画ですが、梅雨前なので、どうなることやら……。

という訳で、特別に薄いコーヒーで、小休止します。

データ/ケンコースカイメモS・タムロン180ミリ・F3.5・EOSKissX8i・ISO1600・f4.5・45秒・ソフトフィルター使用・2020年4月24日20時45分

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