てんびん座の球状星団NGC5897
今日7月30日は、とても私的なことですが、星見を始めた日です。以前住んでいた神戸から鹿児島に引っ越してきて、1等星がやっと見える夜空から条件が良ければ4等星まで見える夜空に変わりました。夜空の暗さは、理想的でした。夜空を肉眼と双眼鏡で眺めること数年……、8年前にやっと(ある程度)本格的に、星見と天体写真を開始しました。今やっと、星空を自由に楽しめるかな……という感じです。という訳で、もう少し続けてみます。
写真は、てんびん座の球状星団NGC5897です。てんびん座は、おとめ座とさそり座の間にありますが、肉眼で見える星は二つしかなく、ほとんど星座の形は分かりません。この球状星団も暗すぎて、双眼鏡でも見ることが出来ませんでした。この時だけは、自動導入を利用しました。それでも撮影してみないと、本当に導入されているのかどうかは、分かりません。球状星団と言えば、撮影後すぐに分かるほど星が密集していますが、この球状星団はそんなイメージではなく、まるで散開星団のような地味な星の集まりでした。密集度がとても低く、中心部も結構暗い感じです。明るさは8.6等級ですが、輝きが弱いので、双眼鏡では確認できないはずです。この球状星団も初めて撮影でした。暗い星団・星雲の方が圧倒的に多いはずなので、また、あちこち探してみます。
薩摩半島もやっと長い梅雨が明けました。梅雨が明けた途端に、高温注意報です。ガンガンの太陽光線と、ジメジメ・ムシムシの地上の空気に負けず、何とか夏を乗り切りたいですね。という訳で、小休止して月齢9.4の月面を眺めてきます。
データ/ビクセンSX2・ES102ED・EOSKissX8i・IOS3200・50秒・2020年6月22日21時30分
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